マグカメラ

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【OMD E-M10は最強の旅カメラ!】マグカメラのカメラ遍歴紹介①オリンパスOMD E-M10時代編

こんにちは、マグカメラです。

今日は僕のカメラ遍歴についてご紹介します! といっても3年間の浅い歴史ですが・・・笑

オリンパス OM-D E-M10は旅に最適のミラーレスカメラ!

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僕の初めてのレンズ交換式カメラです。
大学卒業前の大旅行。2015年2月~3月の1ヶ月間の東南アジア旅行のお供として購入。 選んだ理由はフィルムカメラな外観レンズ交換式ながらコンパクトなボディが気に入ったから!

最初はコンパクトカメラから選んでいたのですが、カメラを調べるうちに「良い画質(=それなりのセンサーサイズ)で望遠まで撮ろうと思うと、レンズ交換式しか手がないなあ」と結論。
いま考えたらfz1000とか出てたんですけどね。 そこまでアンテナを伸ばせていませんでした笑

実際に買ったのは旅行の4ヶ月前の2016年10月末くらいだったかな?
ダブルズームレンズキットを購入したのですが、まあレンズ交換の面倒くさいこと!
肝心の望遠ズームはほぼ使わなかったですね。

その後、横着な僕はタムロンの14mm-150mm f/3.5-f5.8、いわゆる便利ズームを買い増して東南アジアへ出発!


そこでカメラにどはまりしました。


そりゃそうですよね。辺り一面どこを見ても日本とは違う景色で撮り甲斐のある被写体ばかり! 撮影が楽しくて仕方ありませんでした。

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初めて単焦点レンズを買った

そして、日本に戻ってもカメラ熱が冷めないマグカメラは、勢いでM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8(換算50mm)を購入したのです。

olympus-imaging.jp

今までf3.5の世界までしかしらなかった男が初めて明るいレンズを使った瞬間


え……何これ……


レンズ違うとこんなに変わるの???


キットレンズから便利ズームに変わったときも、手軽に望遠ができて世界が広がった気がしました。 でも、今回は描写自体が変わったのです。 当時の僕にとってその感動は凄まじく、とにかく写真を撮りまくりました。

京都でも

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その辺の田舎道でも

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女の子とデートの最中だとしても

撮って、撮って、撮りまくっていたら……

彼女ができました笑


彼女ができるとお気に入りの25mmにも問題が発生してきます。 それは…


問題①換算50mmは寄れない

恋人を綺麗に撮ろうと思い「ポートレート レンズ」で調べた事がある方は多いはず。 (多いよね?)

大概のページではこんなことが書いてます。 「50mmもいいけど85mmや105mmだともっと良いよね」

皆さん、騙されてはいけません。 これはあくまで知らないモデルさんを撮るようなガチポートレーターの方々の意見です。 恋するフォトグラファーの皆さん。



50mmレンズは恋人同士の距離感ではありません!!



もう声を大にしていいます。85mmなんて論外です。 歪みがない?形が正確にでる?? クソくらえ!!

付き合いたては片時だって離れたくないんです! 写真を撮る度に、彼女の腕を振りほどき、立ち位置を指示して、シャッターを押す
こんなことしてたらムード台無しです

振られちゃいますよ!!

……ということで、早い話が換算50mmの焦点距離が嫌になったという話です。 まあ正直、今となっては50mmでも全然問題ないんですけどね。 付き合いたてって怖いですね


問題②単焦点だと構図を決めるのに時間がかかる

まあ、これも結局は上と一緒で、付き合いたての彼女に、あっちいってこっちいって貰ったり、はたまた自分があっちいったりこっちいったりして構図を決めてると時間がかかって仕方がないんですね。

僕からしたら撮影も楽しみの一つですが、相手からしたらそれほど楽しい訳もないでしょう。 デートである以上、相手を楽しませることは必須です。

M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm f2.8 PROを買った!

olympus-imaging.jp

さっと撮れるズームレンズが欲しい、だけどキットレンズや便利ズームのような暗いレンズに戻りたくない!!

そう思った僕が次に手にしたのがこの12-40mm f2.8 PROでした。 オリンパス純正標準大三元!

これは万能レンズでした。 こいつを使って困るシチュエーションはありませんでしたし、あっても大三元で無理なら仕方ないかと諦めがつきます。

描写も文句なく(ただし、25mmf1.8を初めて使ったときのような感動もありませんでしたが……)、それからデートの時はこればかりつけるようになりました。

いや、正確に言うとカメラを使う時はいつもこのレンズでした。
なぜなら、デート以外で写真を撮ることがなくなったから。 毎週の休みは彼女とデートをして、彼女の写真を撮って、ラインにアップして……の繰り返し。

カメラ熱より彼女へのお熱の方が高かった時期ですね。


そして、ある時写真を撮っていて楽しくなくなりました。 それは主に次の2つの問題にぶちあたったからです。


問題①EVFの荒い画像が気になってきた

これEVFが劣化したのか、僕の見る目が変わったのか分かりませんが、EVFの画が全く気に入らなくなりました。 荒い画を我慢しながら覗き、構図を整え、シャッターを押す。
こんな写真の撮り方はストレスが溜まって楽しくないですよね。

撮影体験としての質が劣化してしまいました。

買った当初はそんなことなかったので、EVFの液晶が劣化したのかなぁと個人的には予想してるのですが、あんまり聞かないですよね。EVFの劣化。
ただ液晶だしやっぱり劣化はするんじゃないかあ、と。

問題②色味やコントラストの調整が面倒になってきた

EVFで見る画面って=写真のできあがりそのままの画なんですよね。 当時、僕は撮影の旅にWBや露出、コントラストなどをいじってから、自分の撮りたい画の設定をつくりこんで撮っていました。


そうです、JPEG撮って出しでしか撮影をしておりませんでした。

でも、撮って出しの画には満足できなかったんです。
ぞのため設定をいじりまくるのが段々面倒になってきた。

RAW撮影にすれば良かったんですが、当時の僕はこう思いました。


「撮って出しの画が好みのカメラに買い替えたいなあ」


そこで候補にあがったのが・・・FUJIFILMのミラーレスです。
撮って出しの評価で言えば最高峰なんじゃないかな?
とにかく評判が良い!
実際に六本木のFUJIFILMサービスステーションでX-T1を借りたのですが、素晴らしい画!
それにX-PRO2を買えば、ハイブリットビューファインダーなのでOVFでも使える。
というか、そもそもX-PRO2のEVF自体が段違いでキレイなのでこのEVFでもいいんじゃないか!?

そこでとうとう僕はオリンパスを手放す決断をしたのでした・・・


マグカメラ的まとめ

ということで、今回は自分語りということで、僕のカメラ遍歴をまとめてみました。
長くなったのでオリンパス時代で一回区切ろうと思います。

結局はオリンパスから乗り換えてしまいましたが、今考えてもいいカメラだと思います。オリンパスのOMDシリーズ。
(ただ、E-M10よりはE-M5以上のシリーズがおすすめです。評判の良い防塵防滴がついてますからね)

旅には最適のカメラ。
今のフルサイズシステムで望遠・標準・広角揃えたレンズ群を海外に持ち出そうと思うと・・・持ち歩き続けることができるかかなり不安ですね・・・。

最初のカメラがOMD E-M10だったからこそ、今の僕があると思います。
カメラの楽しさを教えてくれてありがとう!オリンパスさん!!

今回はここまでです。 ご拝読頂きありがとうございました。