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Nikonフルサイズミラーレス登場!ZマウントシステムについてDfユーザー目線から語ってみる

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出典:フルサイズミラーレスZ スペシャルコンテンツ | ニコンイメージング

Nikonファンの皆様、こんにちは。Df愛用者のマグカメラです。

とうとう、Nikonからフルサイズミラーレスカメラの発表がされましたね! 今年の夏、Nikonユーザー的にはフルサイズミラーレスカメラの話題で持ち切りでした。次々にアナウンスやリーク情報が更新され、毎週毎週興奮が止まりません。

こんなにも時代が変わる感のある新製品の登場はカメラ業界でも久しぶりではないでしょうか?(と、思ってしまうのはNikonファンの贔屓目かもしれませんが笑)

Nikonファンとして、わくわくしっぱなしのフルサイズミラーレスです・・・

その一方でNikon一眼レフユーザー、とりわけDfという特殊なモデルを愛用者しているマグカメラ的には諸手を挙げて歓迎できないところもあったりして

ということで、今回はDfユーザー目線からみたNikonフルサイズミラーレスZシリーズに対する思いをつらつらと語っていきたいと思います。

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考えれば考えるほど優秀なミラーレス

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出典:フルサイズミラーレスZ スペシャルコンテンツ | ニコンイメージング

SONYのαシリーズを始めとして、Olympusやパナソニックのm4/3システム、FUJIFILMのXシリーズなど、近年拡大を続けるミラーレス市場

ついに一眼レフ、そしてカメラ業界の二大巨頭であるNikonもフルサイズミラーレスカメラを発表、CANONも従来のAPS-Cカメラだけでなくプロ用のフルサイズミラーレス発表間近と言われています。

昨今のカメラ業界のトレンドはミラーレスに一直線という印象ですね。ミラーレスから一眼レフに乗り換えたマグカメラ的にも、やっぱりミラーレスの方が色々な面で優秀だと思います。

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出典:フルサイズミラーレスZ スペシャルコンテンツ | ニコンイメージング

携帯性の面ではミラーが無いことでボディを小型軽量にできるのは勿論、手ぶれ補正をレンズ内からボディ内に変更することでレンズの小型軽量化もできシステムとして軽くなりますし、EVFならできあがる写真と同じ露出・色温度で構図を決めれます。ファインダー内で拡大することでピントの追い込みもできれば、像面位相差AFやコントラストAFを搭載して視野内のほとんどをAFエリアで占めることができます

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出典:Z 7 - 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング

ミラーレスカメラは、一眼レフに対して光学性同等でありながら携帯性や操作性という面で格段に便利になるんです。

勿論デメリットもあります。個人的には主に3つ。

1. フランジバックが違うので一眼レフのレンズシステムから確実に変更が必要
2. ファインダーが液晶なので電池の持ちが悪い
*3. ファインダー像がデジタルなので解像度に限界がある *

ただ、レンズシステムの変更は最初の手間・コストだけなので腹を決めて乗り換えてしまえばそれで終わりです。電池の持ちや、デジタル画像故の見えの悪化というのもいずれ技術的な進化によって解決できるデメリット

つまり、モノとしてはミラーレスカメラは将来一眼レフの上位互換になりうるものだというのがマグカメラの理解です。

それでも一眼レフを選ぶ理由

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と、これだけミラーレスのメリットを語っていますが、僕はミラーレスから一眼レフに転向したユーザー。そして、当分はミラーレスに戻るつもりもありません

それは、まだその段階じゃないから

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電池は替えを用意すればよいとしても、やっぱりファインダーを覗いて得られる楽しさが段違いなんですよね。

前述の通り、EVFは撮影時から出来上がりの画が見えたり、撮影した写真を確認できたり、拡大してのピント追い込みができたりと沢山のメリットがあります

ただ、一点だけOVFに劣っているのがその見え方なんです。実物をそのまま見るOVFに対して、液晶のドットで表現するEVF。勝てるはずがありませんね。いずれほぼ同等までは持っていけるはずですが、少なくとも今はまだそのレベルにはありません

今のEVFはまだ荒いというか、ちらつくというか。見ていて疲れてしまうんですよね。液晶が劣化したのかもしれませんが、ミラーレスを使用し始めて2、3年目くらいに、だんだんEVFを覗いて撮影することがつまらなくなった時期があります。撮影モチベーションが下がっていったある日、ふと電機屋で試した一眼レフの感動といったらありません!AFボタンを押すとスーッと合焦する見え方の変化!!すぐに虜になってしまいました。

そして、色々あってDfを購入した訳ですが、それからも電機屋に寄る度に一応EVFを覗き続けています。

少しずつ進化しているのでしょうが、正直OVFと比べると、3年前から目に見えた進化はありません。EVFでも撮影していて楽しいと感じられるまで僕は一眼レフを手放すことはできませんね

けれどそれはあくまでマグカメラ個人の話。将来的に確実に主流になっていくであろうミラーレスシステムを、今開始するというNikonのスタンスについては個人的に大賛成!レンズ交換式カメラはポンとカメラを出して終わるものではなく、レンズシステムを一通り揃えて初めて魅力がでるもの。整備に時間がかかるので、ミラーレスシフトが完了する前に売り出すべきです。

そして、現時点でも一眼レフとミラーレスはどっちが上下という関係ではなく、ユーザーがどっちを選ぶかという選択的関係になってきているのでフルサイズミラーレスはきっと売れると思います。

というかNikonファンとして売れてほしい!!笑

Dfの後継がミラーレスとなる可能性

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さて、Nikonフルサイズミラーレスの展開は大賛成なものの、当分は一眼レフ、とりわけDfに拘りつづけたいマグカメラのユーザーにとって問題なのがDfの後継機がミラーレスになってしまうのではないか問題

そもそも後継機があるのか・・・

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出典:祝! ニコン創立100周年 ニコンDf 開発者インタビュー 再掲!(前編) - Webカメラマン

cameota.com

2017年6月末にDfの開発を担当していた後藤研究室が閉鎖されています。このニュースを見たときはかなり落ち込みました。

が、その後の後藤さんのインタビューで後継機について語っていたので、後継機の可能性が潰えた訳ではなさそう。そもそも後藤研究室はDf開発のための研究室という訳ではありませんしね。

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出典:BEST WISHES FOR ANOTHER 100 YEARS - 後藤フェローにいろいろ聞きました。 Vol.1 | フォトヨドバシ

ちなみに同じインタビューで語られていた『Df 後継機の開発を正当化するには、Df の販売量を増やす必要がある。』という言葉。まあ分かりますね。元々ターゲットを絞って開発された機種です。

『Df の評価は非常に高いが、販売量は多くはない』というのがまさにその通りなんでしょう。Nikonは営利企業なので、当然投入したリソースや開発・生産投資を回収するだけでは駄目で、それに見合う利益が必要。Dfの販売量ではまだまだ時間がかかるはず。

digicame-info.com

Dfファンとして僕はまだ後継機を諦めません。2018年今年でDf登場後5年目。キリよく10年目になるまでのあと5年間は今のDfを使って後継機を待ち望みたいですね。

Dfの後継機を諦めない

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後継機を諦めないのは良いものの、そこに今回のミラーレスの登場です。正直「やばいな」と思いました。

実はDfには1点、設計者的に妥協した点があります。

それが度々欠点として指摘されるボディの厚さ。せっかくレトロなスタイルの割に、厚みがデジタル一眼レフ然しすぎているとよ批評されます。僕個人としてはこの厚みも好きなのですが、指摘されるのも分かります。

そもそも技術的な進化を期待して最初のモックでは薄いものをつくっていたようなのですが、結局どのメーカーも含めてそんな技術革新は起こらず、今の厚みになったようです。

ただ、その後登場したD750で待ち望んだ技術革新が登場。カーボンモノコック構造による薄型化の方向性が見えた訳です。

カーボンモノコックでさあ薄型だ!とはいかず前述の通り販売量が足りず後継機の開発がスタートしない。そこに今回のフルサイズミラーレスです。カーボンモノコック以上にボディ薄型化に有利なミラーレスカメラが登場・・・

これ、Df後継機がミラーレスになってしまうんじゃないの!?そもそもDfのfはfusionのf。最新技術とレトロの融合がコンセプト。次世代がミラーレスになるのじゃ十分有りうる話です。

Dfの売りは、レトロスタイルなカメラで唯一の一眼レフ(OVF)機というところにあると思うので、後継機も一眼レフだと良いんだけどなあ・・・

興奮のZマウント

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出典:フルサイズミラーレスZ スペシャルコンテンツ | ニコンイメージング

さて、カメラボディの話は一先ず置いておいて。今回のフルサイズミラーレスシステムのもう一つの、そして一番の目玉こそが新しく開発されたZマウント

そもそも不変のFマウントと呼ばれ、50年の歴史で一度もマウントを変更していないのがこれまでのNikonのレンズ交換式カメラシステムの特徴でした。Canonは30年前にFDマウントからEFマウントに置き換わりましたし、他のカメラメーカーはそもそも匹敵するほど歴史がありません。

50周年変わらなかったFマウントこそ、膨大なレンズ資産というNikonの強みであり、Fマウントに縛られているという弱みでもありました。

というのも、Fマウントに拘るために、Nikonは50年前に開発された44mmという小さなマウント径でのレンズ開発を強いられてきたからです。

基本的にマウント径が大きい方がレンズ設計面で、特に明るいレンズ開発に有利。その証拠かどうか分かりませんが、Canonの大口径レンズがF1.2であるのに対し、NikonはF1.4。明るいレンズ=良いレンズという訳ではないですが、分かりやすい売りであるのは事実。このGAPを埋めに行かないことからもNikonの苦しみが伺えます。

そこにマウント径55mmという今回のZマウント

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ようやく大径マウントを手に入れたNikon。いきなりモックアップで展示されたのが58mm f/0.95 S Noct!F0.95という人間の目以上の明るさを誇るレンズです!!

すごいですね。本気ですね、Nikon!!

F0.95でAFのレンズなんて出たら前代未聞。間違いなくNikonでしか味わえないレンズになると思います

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出典:フルサイズミラーレスZ スペシャルコンテンツ | ニコンイメージング

ボディのペンタ部をマウントで抉るようなデザインも、マウント径の大きさをアピールしているようで効果的。

正直Zマウントは、現時点でかなり魅力的です。ミラーレスによる出来やメリットは色々な言い方がありますが、マウント径を大きくして光学的に有利になりましたはユーザー的にもストンと腹に落ちる分かりやすい売りになると思います。

あとはCanonがどうでるかですね。より大きなマウントを開発するのかミラーレス用マウントとして現行EF-Mマウントをフルサイズでも続けるのか?というところ。

CanonはNikonと違いAPS-Cのミラーレスをもう持っています。すると、フルサイズミラーレスを出す場合まず考えなくてはいけないのがAPS-Cとのマウントの共用。ただ、もともと一眼レフの下位として位置づけられていたEF-Mシリーズのマウント径は47mm。これをそのまま踏襲すると、Nikon Zマウント55mmに見劣りします。

しかし、フルサイズ用に新開発するとEFマウントとEF-Mマウントに加え3つ目のマウントを展開することに。3マウント同時に維持するのは相当な負担になると思うので、EF-Mマウント引き続きが本命かなと思いますが、今後の動向が楽しみです。

鈍くなるFマウント開発

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出典:フルサイズミラーレスZ スペシャルコンテンツ | ニコンイメージング

話をNikonのマウントに戻します。

良いことづくめのZマウントですが、結局マグカメラはDfを使い続けるのでFマウントユーザーです。Zマウントの恩恵にありつくことができません。

Fマウントユーザー的にはZマウントの登場によってFマウントの開発が鈍くなるのでは?という懸念をせずにはいられません。

Zマウントにある程度レンズが揃えば、ある程度均等に開発されるでしょうが、少なくとも当面はNikon的にはZマウント整備が最優先事項のはず。2,3年くらいFマウントのリリースペースが遅くなるのでは。ていうか、既に結構遅くなっている気が・・・


具体的に言うと、 Micro NIKKOR 60mm f/2.8Gの手ブレ補正付きの新型まだですか!!?


もう何年も前から噂されており、マグカメラはずっと現行買わずに待っています!!

マグカメラ的まとめ

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出典:Z 7 - 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング

ということで、Nikonの新しいフルサイズミラーレスシステムであるZシリーズについて、一眼レフであるDfユーザーの目線から語ってみました。

ちょっと長くなってしまいましたが、要するにZマウントには惹かれるけど、EVFの見え方がOVFに追いつくまでは一眼レフを使い続けるし、Dfの後継機を待ち続けるよ!ということです。

Dfの後継機EVFの進化、どっちが先になるかで僕の将来のカメラシステムは左右される予定。今の所はやっぱりDfの一眼レフでの後継機が有望かなあ。

まあ、ぶっちゃけ今回はただの雑記です。何が言いたいというより、何か言いたかったのが本音。つまるところ、Nikonの新システムが発表されてワクワクしているのに、シェアできる人がいないのでブログにぶちまけている訳ですね笑

とにかく、新しい何かが始まるのってワクワクするものです!一眼レフユーザーであっても、1NikonファンとしてZシステムの動向から目が離せません

ということで、今回はここまで。お読み頂きありがとうございました。