日本でも屈指の動物園と名高い和歌山県は白浜のアドベンチャーワールド。今、このアドベンチャーワールドがめちゃくちゃアツイんです!!
「知ってるよ、パンダの赤ちゃんだろ?」と思われた方。それも大きいんですが、それだけじゃない!!アドベンチャーワールドは現在空前の赤ちゃんブーム!!パンダの赤ちゃんに加え、レッサーパンダや皇帝ペンギンの赤ちゃんに会えるんです!!
ただし、アドベンチャーワールドの面積は約80万㎡、東京ドーム17個分ととにかく広い!その上、30分刻みくらいでぎっしりとイベントスケジュールが詰まっているもんですから、準備なして行くと後悔すること必至!!特に赤ちゃんの公開は時間が限られています。
ということで、今回はマグカメラが回ったルートをご紹介。これからアドベンチャーワールドに行こうという方の参考になれば幸いです。
※今回訪れたのは2018年11月末の話です。スケジュールは常に変わるので、訪れる際は最新のものを確認してください。
- 【10:00~10:30】レッサーパンダの赤ちゃん公開
- 【10:30~11:30】パンダの赤ちゃん公開
- 【11:30~12:30】ケニア号でサファリを楽しむ
- 【12:30~13:00】マリンライブ
- 【13:00~13:45】昼食
- 【13:45~14:30】ペンギン鑑賞
- 【14:30~14:45】ワオキツネザルとの写真撮影
- 【14:45~16:00】ウォーキングサファリ
- 【16:00~17:00】お土産
- 前泊には一泊3000円で温泉3種が楽しめるグランパスSeaがオススメ!
- マグカメラ的まとめ
【10:00~10:30】レッサーパンダの赤ちゃん公開
開園したらまずレッサーパンダを見に行け!!
これからアドベンチャーワールドに行かれる方にはまずこう薦めます。2018年11月時点では、レッサーパンダの赤ちゃん公開は1日のうち、この30分のみ!これはもう絶対外せません!!
ぶっちゃけアドベンチャーワールド1日の中で、レッサーパンダの赤ちゃんが一番満足度が高いです。親子でじゃれあう姿を見るだけで満腹!
当然、人だかりができているので頻繁な場所移動はできません。いい写真を撮れるかは運次第ですが、望遠レンズは必携です!
遊具の近くでじゃれていることが多かったので、ここが比較的良い撮影ポイントかもしれません。
【10:30~11:30】パンダの赤ちゃん公開
大本命のパンダの赤ちゃんは1日2回、10:15~11:00と、14:30~15:00から行われます。赤ちゃんパンダ公開は体調次第!何かあってはいけないので、僕たちは早めの午前の公開にチャレンジしました。
レッサーパンダを堪能したあと10:30くらいに公開場所についたのですが・・・なんと既に70分待ち!!
公開時間の10:15~11:00をオーバーしますが、これは「この時間帯に並んだ人まで見れる」ということなのでしょうか。
パンダ肉まんを食べながら待つこと70分。余りの寒さに震えが止まらなくなった頃。ようやく僕たちの番が回ってきました!
・・・見えないやないかい!!
最悪です。親パンダがちょうど赤ちゃんパンダを背中で隠す形で寝てしまいました・・・
70分待ったあげくが、親パンダのおっさん染みた背中と糞のみ。これはつらい・・・が、仕方ありません。これも巡り合わせです。
パンダの赤ちゃんは見えない可能性もあるということを十分覚悟して望みましょう!!
【11:30~12:30】ケニア号でサファリを楽しむ
アドベンチャーワールドで無料で楽しめるサファリは、ウォーキングサファリとこのケニア号があります。
ウォーキングサファリはその名の通りサファリエリアを歩く訳ですが、行けるのは草食動物エリアのみ。対して、列車(風の車)で鑑賞するケニア号では、草食動物エリアと肉食動物エリアを両方巡ることができます。(一周25分)
正直、写真撮影的には自由にポジションを撮れるウォーキングサファリの方が良いです。草食動物のみといっても、ライオンとチーターは柵越しに見ることができるスポットもあります。それでもケニア号に乗ったのは・・・
座りたかったから!!
パンダ待機で寒空の下70分立ちっぱなしだった挙げ句空振ってしまったマグカメラ一行の下半身はもう限界。
どうせ休憩するのなら、座りながらアクティビティを楽しめるケニア号に乗った方が良いですよね!!
広いアドベンチャーワールド。どこかで疲れるタイミングは出てくるはずです。ケニア号は随時運行しているので疲れてきたタイミングでプランに入れるのがオススメです!
【12:30~13:00】マリンライブ
クオリティは高いのですが、正直絶賛する程ではないといった感じ。
結局はイルカショーなので、やることは大体名古屋港水族館とそう変わらないかなあ、と。
席が端っこだっさせいもあるかもですが、愛知県民からするとわざわざ和歌山まで行くのであれば他に時間を使っても良いかなーと思いました。
【13:00~13:45】昼食
テーマパーク内の食事なので、どこも何となく割高感があります。
朝食をがっつり食べたことと、パンダ肉まんを食べてお腹があまり空いていなかったこともありふれあいの里のパン工房でポテトとコーヒーを食べるだけて手早く済ましました。
途中みつけたJamboというレストランは美味しそうだったのですが、1時間待ちという長蛇の列だったのでパス!せっかくアドベンチャーワールドに来たのであれば、食べ物より動物の列に並びたいですね。
【13:45~14:30】ペンギン鑑賞
がっつり休憩して体力も復活したので、ここからは怒涛の活動です。
まずは、皇帝ペンギンの赤ちゃんを鑑賞しに海獣館へ!!
皇帝ペンギンの赤ちゃんコーナーは人だかりができているのですぐに分かります。親二羽と雛一羽専用の限られたスペースで公開されています。
皇帝ペンギンの赤ちゃんに限らずペンギンコーナーは基本的に暗い室内にガラス越しでの鑑賞となるため、撮影条件は非常に悪いです。
ガラスが若干緑かかっているので、RAW現像で少し緑かぶりを補正。
しかし、ペンギンの寝方って凄いですよね・・・
皇帝ペンギン、愛知県民にとってはそう珍しくないですが日本でなんと名古屋港水族館とアドベンチャーワールドにしかいないとのこと。現金な性格なのでそう聞くとありがたみが湧いてきます笑
ちなみにペンギンの種類でいうと名古屋港水族館が4種類に対してアドベンチャーワールドは7種類。キングペンギン、ケープペンギン、イワトビペンギンの3種類多く見ることができます。
個人的にはイワトビペンギンが特徴的で好きです。
ペンギン王国という施設では換羽中の間抜けな姿のペンギンもちらほらと。こちらの方が比較的ガラスがきれいで鑑賞しやすかったのですが、ガラス面に水滴が多く写真的には残念なことに・・・
妻がペンギン好きのため、このエリアでは結構時間を割いたのですが、ペンギンフリークでなくとも楽しめました。とにかくペンギンの数が圧巻で、その間抜けな動きはどれだけ眺めていても飽きることがありませんね!
【14:30~14:45】ワオキツネザルとの写真撮影
最近密かな(?)人気を誇るワオキツネザルとのふれあい!
昼食をとったふれあいの里で列に並ぶこと15分。一人30秒から一分くらいの時間、さわりながらのツーショット写真をとれます。
カメラ目線を収められるかは・・・運次第!!
【14:45~16:00】ウォーキングサファリ
最後は、自分のペースで巡れるウォーキングサファリ!
ただ、ここにも気になるイベントが一つありました。それが・・・ライオンフィーディング!!
1日に15:00~15:15の期間しか開催されないイベント・・・なのですが。開催されるライオンテラスはウォーキングサファリの順路上ほぼ終着点に位置しています。約50分のモデルコースを15分で飛ばすのは無理だ!!
・・・ということで、順路と逆走するというウルトラC!!(ちなみにルール上は問題ないそうです)
なんとか時間に間に合ったのですが、どんな風にエサをやるかというと・・・
シュートに肉を落とすだけ!!これは果たしてエサやり体験と言えるのだろうか・・・笑
僕は撮影に専念していたのですが、実際にエサをやった妻曰わく「ライオンの物欲しげな目と見つめあえるのがドキドキした」とのこと。体験したものにしか分からない良さがあるようです。
写真撮影的には、エサやり場付近の檻を通してライオンを間近に見ることができます。エサを貰えることが分かっているため、比較的活発かライオンを見れるのはオススメですね。(マグカメラはこれまでの人生て寝てるライオンしか見たことがありません笑)
で、ここからは歩きながら気ままに写真撮影。
エミューやラクダなど、時折100円でエサやりをできる無人コーナーがあります。僕たちはラクダにエサをやったのですが・・・
中々命中せず!笑
このような無人エサやりコーナーとは別に、ライオンフィーディングのような飼育員に管理されたフィーディングコーナーがもう一つあります。それが・・・
キリンフィーディング!!
どうでしょう!キリンをこの至近距離で見れる機会は中々ないのではないでしょうか。
16:00までのキリンフィーディングですが、この日は15:45でエサが終了してしまっていました。ただ、エサやりはできずともこの至近距離でキリンを見れただけで、マグカメラ的には大満足!!
【16:00~17:00】お土産
16:00を過ぎると基本的に特別なイベントはありません。なので余裕をもったつもりで16:00からお土産を買いに行くと、既にほとんどのお店が大混雑でした。
お土産屋さんも多いので、閉園ぎりぎりに慌ててお土産屋さんだと間に合わないかもしれません。お土産屋さんも一つではないので、遅くとも16:30にはお土産コーナーに移動しておくのがよさそうです。
そのまま大阪に移動する必要があった僕たちは閉園時間17:00より少し早い16:45頃にアドベンチャーワールドを出ました。ありがとう、アドベンチャーワールド!!
前泊には一泊3000円で温泉3種が楽しめるグランパスSeaがオススメ!
・・・ということで開園から一日中アドベンチャーワールドを楽しんできた僕たちですが、愛知から南紀白浜までは車で休憩入れて5時間コース!当然前泊が必要になります。
今回は休みの都合で南紀白浜に19時着の予定でしたので、「寝るだけだし安いホテルでいいや」ということで今回選んだのが一泊3000円のグランパスSea
全く期待していなかったのですが・・・
あれ?なんかめちゃくちゃ格好いい!??
ロビーもきれいです。ペッパーくんが何故いるのかは分かりませんが笑
そして、部屋がこちら!!
一見きれい!!ですが、実はこの見えている部分が部屋の全て。つまり、この部屋トイレやシャワーがついていないんです。このミニマリズム全開な部屋が、格安の理由。
ただ、共用のトイレや洗面所は部屋の近くにありますし、グランパスSeaには温泉があるので室内のシャワーは不要!!
この温泉がまた良くて、露天風呂が3つもあります。3000円で泊まれるホテルのクオリティではありません!!
3000円の部屋は限られており、部屋によっては1泊15,000円するところもあるようなので、お風呂のクオリティはそちらに寄ってますね。愛知からの長距離運転の疲れが癒やされていく・・・
カメラマン的に嬉しいのは、このホテルの立地!アドベンチャーワールド車で15分程度なのは勿論、なんと千畳敷や三段壁が徒歩圏内なんです
国の名勝にしている新第三紀層の岩盤。日本では珍しいタイプのパワフルかつ雄大な景色に感動間違いありません。
僕はアドベンチャーワールドへ行く当日、日の出のタイミングに訪れました。人もおらず、光も柔らかいので気持ちよく撮影はできたのですが、方角的には夕日の方が間違いなく綺麗でしょうね。
せっかくなら前日の日没前にやってきて、南紀白浜の夕焼けとともに写真に収めるのがおすすめです!
マグカメラ的まとめ
ということで、長々とアドベンチャーワールド旅行について語ってきましたが如何だったでしょうか。
まとめると、
①前日の日没前には現地について白浜の夕焼けを見ること
②グランパスSeaの格安プランで泊まること
③アドベンチャーワールドはみっちり計画を立てて一日フルに効率よくまわること
以上3点!
これがアドベンチャーワールド及び南紀白浜を1泊2日で楽しむ最強プランなんじゃないかな、と思います。
夕焼け撮影など自分自身は達成できなかった部分も多いですが、非常に満足度の高い旅行だったのでいつかもう一度訪れてみたいですね。
今回はここまでです。お読み頂きありがとうございました。