マグカメラ

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デバイヤーの鉄フライパンで料理の味も見た目もマシマシになった!

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こんにちは、ステーキ大好きマグカメラです。

以前一人暮らし生活の記事でも書いた通り、僕は結構自炊をします。

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そんな僕が愛知に越してきてから3年の間、愛用し続けていたフライパンのテフロンが先日ついに剥げてしまいました

大した価格ではないので役目は全うしたと思うのですが、この先一生テフロンフライパンを買っては捨てを繰り返すのかと思うと、とても勿体なく感じてしまいます。

一方で、お手入れさえすれば一生使える鉄スキレット。育てていくほど、油の馴染みもすべりも良くなっていくということで、使う度に愛着が沸いてきます。

せっかく買い増すなら、一生使えて愛着かわくフライパンを買いたい!!

ということで、今回はテフロンフライパンではなく鉄フライパンを生まれて初めて購入してみたのでレビューしたいと思います。

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フランス生まれのイカしたフライパン

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ということで、今回購入したのがデバイヤーというフランスメーカーによる鉄フライパンミネラルビー 24cm

流石フランスメーカーなだけあって、オシャレな紙袋につつまれて梱包されていました笑

今回僕がデバイヤーのフライパンを選んだのは、価格が4,000円台とそこまで高くないにも関わらず、この格好良いデザインが所有感を満たしてくれそうだったから!

安いものだと1600円のフライパンもありましたが、折角一生モノのフライパンを買うなら、大事にし続けられる所有感も重要だと思います。

ちなみに、高いものだとturkが1万円越えのものを出しています。

これも無骨な男らしさがあってかなり格好良いですが、デバイヤーも負けてません。

というか、turkがデバイヤーと同じ値段でもデバイヤーを選んでいたくらい、こっちは洗練された格好良さがあると思います。

ちなみに、重くて、毎度の手入れが必要だけど、高温調理ができて、一生ラフに使えるという鉄フライパンの特徴は、鉄という材質に基づくものなので、メーカーによって致命的に差がでることはないと思います。

細かい差はあるのでしょうが素人が比較するのも難しいのでデザイン・所有欲で選んでしまって問題ないと思います。

使い始めにシーズニング

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現代フライパンでは当たり前のテフロンコーティング。このコーティングの無い鉄フライパンでも食材がこびりつかずに済むのは、の力を借りているからです。

料理の度に、フライパンに油をひくことで段々なじんでいき、最終的には油をひかなくても問題ないくらいにフライパンが育っていくのだとか。

そんな鉄フライパンですが、初めて使う時はシーズニング油ならしと呼ばれるお手入れを行う必要があります。

といってもやり方は簡単で

  • ①フライパンのサビ防止のために塗ってある蜜蝋を高温の湯で洗い流す

  • ②残っている蝋と水分をナプキンで拭き取る

  • ③食用油をひいて少し煙がたつまでフライパンを加熱

  • ④油をペーパータオルでフライパン全面になじませながら拭き取る

これだけ!!

大した作業ではありませんが、1点だけ僕が失敗したのは蜜蝋を洗い流し切れていなかったこと。そのため、蜜蝋が焦げて一部が黒くなってしまいました。

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デバイヤーの鉄フライパンは使い込むほど油が馴染み、フライパンの色が濃くなります。最初、この焦げ付きも油がなじんだ証拠だと思い込んでいたのですが、後日ステンレスたわしでこすったらすぐに剥がれたので勘違いに気づきました笑(ステンレスたわしでがっつりこすって洗えるところも鉄フライパンの魅力ですね)

ちなみに、実際使用するとこんな感じで馴染んでいきます。

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まだ使い初めて6ヶ月程度なのでまだまだ馴染んでいくとは思いますが、いきなり黒くなることは無いのが分かりますね。

このシーズニング作業自体は最初の一回だけで良いのですが、それとは別に使用の度にお手入れも必要です。

  • ①高温の湯とスポンジ(僕の場合はステンレスたわし)でフライパンを洗う(決して洗剤を使ってはいけません)
  • ②フライパンを乾かす(火をかけて水分を飛ばす)
  • ③食用油を表面に薄く塗る

要するに、フライパンの洗浄サビを防止のための作業です。

なお洗剤で洗ってしまうと、折角育てたフライパンの馴染みをリセットしてしまうことになりますので注意です。

これらの作業は毎回必要なので、洗い物は一週間ためてまとめてやりたいんだという方には鉄フライパンは向かないかもしれませんね。

ただ万が一さびても、たわしやヤスリでこびり落としてしまえばまた使えるので、実はズボラな人にも安心なフライパンとも言えます。

デバイヤー ミネラルビーの良いところ

①高温調理

鉄フライパンを買った目的の一つでもある鉄フライパンならではの高温調理!!

今まで分厚いステーキ肉をテフロンフライパンで焼くと、外側がよい感じなのに中が生焼けあるいは中がミディアムレアだけど外側が固すぎのようにどこか上手くいきませんでした。接地面だけにしか熱がいかないので分厚い肉だと中まで上手く火が通らなかったのだと思います。

ところが、鉄フライパンの高温調理だと……

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めちゃくちゃプロっぽく焼ける!!

お肉に火が通りつつ、めちゃくちゃ柔らかいミディアムレアが簡単につくれます。感動です。

ちなみに、牛に限らず豚や鶏を焼いても、明らかにテフロンフライパンと味に差があります。

特に感動したのが鶏肉。今まで鶏モモ肉のグリルはフライパンだとパサつくためオーブン調理必須だったのですが、鉄フライパンならオーブンで焼いたかのような柔らかくしっとりした出来に仕上がります。

②デザイン性の高さ

こちらはデバイヤーのフライパンならではのメリットですが、やっぱり格好いい

調理後にフライパンをそのままお皿として食卓に出しても全く違和感がありません。

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お皿として使う場合、フライパンの上でステーキにナイフをいれることもありますが、鉄フライパンであればコーティングを傷付けてしまう点もないので安心ですね

どうでしょう?普通のお皿よりむしろお洒落じゃないでしょうか?

③お皿としても使えば洗い物が減る!

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鉄フライパンは毎回の手入れがデメリットだと言われています。ただ、テフロンフライパンを使っていてもフライパンとお皿の洗い物は出てしまいます。お皿とフライパンを兼ねれてしまうデバイヤーはお手入れ面でも楽だったりします。

おさらいですがお手入れで実際やる作業は次の3つだけ!

  • ①高温の湯とスポンジ(僕の場合はステンレスたわし)でフライパンを洗う
  • ②フライパンを乾かす
  • ③食用油を表面に薄く塗る

この中で一番時間がかかるのは①の作業ですが、これはテフロンフライパンでのスポンジ作業とそう変わりません。

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むしろ鉄たわしでがっつりこすり落としてしまえるため、チーズを焼いた後などの焦げ付きに対してはずっと手軽に洗い終えてしまいます。

あとはフライパンに火をかけて水分を飛ばし油をひくだけ!

結局大した作業ではありませんし、食器として使えばトータルでは楽チンです!

デバイヤー ミネラルビーの悪いところ

①重たい

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これは鉄を使う以上どうしようもない問題ですが、やっぱり重いです。片手でフライパンを持ち上げた状態を30秒も維持しているとプルプルしてきます。

調理時に食材を返すくらいなら問題ありませんが、問題はお手入れ時にフライパン裏側に油を塗る時。片手でフライパンを宙に上げ、もう片手で油を含んだペーパーを箸で掴み、塗りたくる。ちょっとした筋トレですね笑

僕の場合フライパンの裏側のお手入れは毎回ではなくたまに気が向いた時だけなのであまり困りませんが、毎回手入れしようと思うと面倒かもしれません。

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お蔭で裏面の方が、汚れがち・・・笑

まあ、材質に由来するデメリットなのでどうしようもないのですが…

②油の使用量が多い

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鉄フライパンは使用前には滑りやすくするため、使用後には錆び防止にため毎回薄く油を引く必要があります

薄くぬるだけなので一回の使用は大したことありませんが、テフロンフライパンに比べ油の使用量が増えるのは事実。その代わり洗剤を使わなくなるのでいってこいかもしれませんが、油のコストは増えます。

また、食事で摂取する油も当然その分増えてしまいます。高いテフロンフライパンだと油なしで調理できるものもありますが、鉄フライパンはなじむまで油なしで調理はできません。その代わり、鉄分は摂取できますが笑

とはいえ、多少油が増えた所でダイエット的には問題ありません。鉄フライパンを使うようになって体重が増えたということはないのでご安心下さい!(テフロンフライパン時代も油を引いてたからかもしれませんが…笑)

マグカメラ的まとめ

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ということで、鉄フライパンを使い始めて個人的に感じたことをつらつらと語ってきましたが、最後に鉄フライパンとテフロンフライパンのメリット・デメリットをまとめておきます。

テフロンフライパン

メリット

  • テフロンコーティングのお陰で焦げ付かない
  • 使用後に油をひく等の手入れが不要
  • 錆びない
  • 軽い

デメリット

  • テフロンの寿命のため3~4年で買い換える必要あり
  • 空焚きによる発熱でテフロンが剥がれ、有毒ガスが発生
  • たわしなどて洗うとテフロンが剥がれてしまう

鉄フライパン

メリット

  • 蓄熱性が高く、200℃以上の高温での調理が可能
  • 蓄熱性が高いのでフライパンのまま料理をサーブすると冷めにくい
  • コーティングがないのでたわしで擦ってもヤスリでこすっても大丈夫
  • 手入れさえしていれば一生使える
  • 耐久性が高いのでラフに扱っても大丈夫
  • 鉄分がとれる

デメリット

  • 重い
  • 錆防止のため使用の度お手入れ(油引き)が必要
  • 初回使用時はシーズニングが必要
  • 蓄熱性が高いため不意に触れると熱い
  • 油を引くのが前提なので油の使用量が増える

ざっくりまとめると、重くて使う度に油を引いて保管する必要があるけれど、代わりに一生使えてプロのようなお肉が焼ける上に、洒落た食器にもなる

マグカメラ的にはどはまりの製品でした。何を作っても美味しくなるし、見栄えが良いので料理すること自体が楽しくなります

そもそも、使うほど馴染んでいくっていうのが男的にはもうたまりませんよね笑

最近は、今まで作ることのなかったメニューにチャレンジすることも増え、デバイヤーがモチベーションにも繋がっていたり

これで4000円台と、フライパンとしてもそう高くない価格なのもポイントです。

料理をワンランクアップさせたい方は是非試して見てください。

ちなみに僕が購入した24cmは1人~2人用くらいのサイズ感。家族で使うならばもう少し大きい26cm、28cmがおすすめです。

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今回はここまで。お読み頂きありがとうございました。