こんにちは、マグカメラです。
今回は前日に引き続き、夏の四国旅行についてまとめたいと思います。
神社で宿泊!石鎚神社会館にチェックインして湯之谷温泉へ
今回の旅のメインの一つが、ここ『石鎚神社会館』での宿泊
なんと、神社の鳥居をくぐった境内に建っており、神聖な境内で一夜を過ごすことができます!!
本殿はこんな感じ
境内内の マップ。1Fに駐車場、2Fに神社会館、3Fに本殿というイメージ
神社にスーツケースという不思議な組み合わせが実現します
僕たちが泊まったプランはこれ!
オンシーズンでも2人で9,600円でした。安いです!!
もちろん、普通のホテルではないので気をつける点は多々あります。
部屋は寝るだけ!基本的な設備は共用スペースを利用!!
部屋の入り口はまさかの引き戸!笑
引き戸はセキュリティーのためだけのもので、部屋の本来の仕切りは襖です。
そのため防音性はほぼないです。
うるさくしないよう気をつける必要がありますね
部屋は当然和室で、備品は机、ハンガーラック、布団、姿見のみ。(コンセントはちゃんとあります笑)
お風呂やトイレはもちろん、洗面台や冷蔵庫もありません。
その辺は全て共用スペースを利用する必要があります。
エントランスを入ってすぐがお土産スペース
お土産スペースを右手に進むと休憩スペースがあり、ご神水で濾したご神水コーヒーを頂けます
2Fに上がるとすぐにロビー
TVを見たければここにくるしかありません。
また、ここには着替えの浴衣が置いてありますのでパジャマの用意は不要です。
写真左手には客室、右手にはトイレと台所があります。
台所には共用の冷蔵庫があり、お茶等各自持ち込んで冷やすことができます。
またポットとコップが用意されており、冷たいお茶やお湯は飲み放題。
コンロもあるので、簡単な調理もできるのでしょうか?
使っていないので分かりませんが会館の方に尋ねてみてもよさそうです。
トイレの写真はありませんがとてもきれいでした。
ウォシュレット付きで、蛇口もセンサー感知式!
年季の入った設備の多いこの会館ですが、トイレだけは際立ってキレイで快適です。
最近改修されたのでしょうか?
地下に入るとランドリースペースがあり、更に右手に進むとお風呂があります。
お風呂にはバスタオルやシャンプー類がしっかり完備されております。
本来21時までだそうですが、石鎚山ナイトツアーが終わる22:30以降にお風呂に入りたいと相談したらお湯を出せるように融通頂けました!
ありがたい!!
ちなみに、石鎚山ナイトツアーに行かない場合、宿泊日限定で使用できる湯之谷温泉無料券が貰えるのでそちらを使えば、ここのお風呂は不要かもしれないですね。
無料で入れる湯之谷温泉は狭いけど本格的
で、無料で入れる湯之谷温泉ですが神社会館から徒歩18分と少し歩く必要があります。
(車ならすぐですが駐車場は狭い……)
無料券を渡すと、タオルやシャンプー類を渡され脱衣所へ向かいます。
バスタオル以外は持ち帰り可とのこと。
脱衣所はコイン返却式のロッカーがついてるので、貴重品をもっていても安心です。
お風呂自体はサウナと浴槽だけのシンプルな形で、浴槽は目算2.5m四方とかなり小さめ。
その割には温泉自体はかなりしっかりしておりとても気持ちよいです!
これが無料なら大満足!!
ちなみに、無料券は宿泊日当日しかつかえません。
一泊した後、帰る日に入るのはNG
神社会館のお風呂が朝風呂不可なため、ここを使えると助かるのですが……
なお湯之谷温泉は22:00までで、受付は21:30までとのこと。
ナイトツアーに行く人はツアー前じゃないと使えませんのでご注意下さい!
石鎚神社会館で気をつけること
- 部屋は防音性が低いので気になる方は注意
- 基本的な設備は共用スペースの利用である
- お風呂セットや浴衣は準備不要。ドライヤーは貸出式
- お風呂は21:30までなので、それ以降使用したい方は要相談(僕の場合はOKでしたが基本的にはルール外のことですので許可が下りずともクレームはしないようお願いします)
- 朝風呂は不可
石鎚山ナイトツアー!西日本一の標高で星空を見る
JTBで楽しむ石鎚山ナイトツアー!
石鎚山から星空を楽しむナイトツアーは各社からでています。 僕たちは、JTBを使用しました。
- JTBツアー
* 費用 : 4,000円
* 時間 : 18:20集合
* 集合場所 : 石鎚山ロープウェイ乗り場
- アソビューツアー
* 費用 : 3,500円
* 時間 : 18:45集合or19:30集合
* 集合場所 : 石鎚山ロープウェイ乗り場
今回僕たちは現地集合・現地解散プランに参加したので、上記は両方とも最安値プランです。
松山駅や新居浜駅、西条駅からのバスツアーもでておりますので、車が無い方や夜の山道を運転するのが不安な方はそちらを予約頂くのがよいと思います。
特に、ロープウェイ乗り場への山道は基本二車線ですが、何ヶ所か一車線の道があり、夜道はなかなか怖いです。夜でも数台ですが地元の方なのか登ってくる車がありました。
ちなみに、僕はバスツアーのバスにぴったり着いて下山しました笑
プロの後ろにつくと安心ですね
まずは実際のツアーの流れをご紹介しながら、 最後にJTBとそれ以外で何が違ったのか体験してみて分かったことをご紹介します。
星空鑑賞の前に石鎚山を堪能!リフトを使って展望台から夕焼けを臨む
18:20にロープウェイ乗り場集合すると、すぐにロープウェイに乗って成就駅に向かいます。
成就駅は標高1300m地点。
ここから歩いてすぐの広場で星空鑑賞をすることになります。
ここでも十分高いですが、石鎚山は更に上まで続けています。
実は、ナイトツアー参加者は待ち時間の間、リフトを使って更に上の展望台まで無料で行くことができるのです。(通常は一回300円の有料リフト) これに乗るって展望台までいくと……
雲を見下ろす高さからから夕焼けを臨める!!
この展望台にくる時間に余裕があるかないかが、JTBとそれ以外の違い一つ目です。
せっかく石鎚山の頂上付近まで来ているのですから、時間に余裕があれば、早めに来てこの景色を見るのがおすすめ!
(この日は雲がかかっていてあまりきれいな夕焼けになりませんでしたが・・・)
迫りくる雲の塊を見て、星空が見れるのか不安に思ったり……
リフトからの撮影のため盛大にブレています・・・
また、リフトを途中でおりるとレストハウスがあり、ここでは食事(持参)をとったり冷たいドリンクを購入できたりします。
当然トイレもありますので休憩にぴったり。
リフトやレストハウスは19:45分まで使えるので、それまでに景色を見たり、休憩を行い、ついに星空観察会場へ向かいます。
ちなみに、真夏日でしたが標高が高いので19:45頃には肌寒くなってきます。
冬の終わりから春の始まりの夜…くらいのイメージ。
上に羽織れる防寒着は必須でした。
いざ星空鑑賞へ!超広角レンズを使った初めての星景撮影!!
星空鑑賞広場へつくと、「薄雲がかかってきたなぁ」とスタッフの話し声が耳に入ってきます。
無事見ることができるのか不安を覚えながら、ブルーシートを敷くマグカメラ。
ちなみに、「ここら辺が人気!」といった場所取り合戦はとくにありませんでした。
早めに来ておく方が有利ということもないので、星空鑑賞についていえばJTBもそれ以外も変わりはないですね。
星空鑑賞は全ツアー合同なので内容も当然ながら完全に同じです。
なお、会場は傾斜があり、街がある方に対して低くなっていく地形です。
光害がない方向を撮りたければ斜面上側の場所がいいのかもしれません。
まあ、基本皆さん寝そべって鑑賞されるので、明確な拘りがなければどこに座っても問題ないです。
そして8:00に全照明が落ち、鑑賞スタート。
・・・あれ?微妙・・・?
説明も星空より人工衛星が通っただのなんなのがメイン・・・
ああ、失敗だったかな・・・と諦めかけていたら・・・
星が出てきた!!
まだ暗さが足りていなかったみたいで、開始5分位したら星が出てくる出てくる!!
しかもこの日はペルセウス座流星群観測日!!
本番は8/13早朝とのことですが、それでも流れ星が普段より沢山発生し易いシチュエーション。
流れ星の写真がいくつも撮れました!!
(ちなみに写真の緑の線は解説用レーザーポインタが写ってしまったものです)
ちなみに、流星群の全てが肉眼で見えるレベルではなかったです。
流れたかな?いや見間違い??・・・程度のものがほとんど。
唯一歓声が上がるレベルのものがあったのですが、カメラをいじっていて見逃しました・・・・笑
写真上のもやもやっとしたのがは天の川!
肉眼ではっきりと見ることができます。
撮影面ではあまり上手くいかず、ピントが微妙な写真ばかりになってしまいましたが、ツアー自体は大満足でした!!
撮影の細かい反省については別記事にまとめたいと思います。
ロープウェイに乗って下山!JTBだと早く帰れてオトク!!
星空鑑賞が終わると、あとはロープウェイで下山するだけです。
ここで係員の方から思わぬアナウンスが
「ロープウェイはJTBツアーの方から先にお乗りいただくようお願いします」
ロープウェイは1回に20人ほどしか乗れないため、星空ツアー参加者が一度に下山することは不可能なのですが、なんとJTBツアー参加者は優先で下山できるとのこと!!
細かい話を言うと、同じJTBツアーでもバスツアーの方が更に優先になるのですが、現地集合者もうまく行けば第1便で、遅くとも第2便には乗ることができます。
これは助かります!!
星空鑑賞自体は9時前には終わるのですが、石槌山ロープウェイ乗り場から下山するまで30分かかるため、どれだけ早くとも宿につくのは9時半以降ということに。
成就駅からロープウェイ乗り場まで下る順番待ちをしていたら、ホテルにつくのは10時から下手すれば11時になってしまう可能性も。
(おそらく最悪を見越して、JTBツアーでは終了時間22;00の記載をしているのだと思います)
11時にホテルについて、シャワー浴びて、明日の準備して・・・なんてしていたら寝る頃には日付を超えてしまいます。
旅行中にそれは厳しいですよね。
これについてはJTBツアーで本当によかったな、と思います。
JTBツアーとアソビューツアー結局どっちがいいの?
JTBツアーがおすすめな人
・ 石鎚山頂からの景色を楽しみたい人
・ 石槌山頂でゆっくりご飯を食べたい人
・ 星空鑑賞終了後すぐに帰りたい人
アソビューツアーがおすすめな人
・ とにかく安いプランで星空鑑賞したい人
・ 星空鑑賞だけを楽しめればいい人(時間を他にあてたい人)
・ 翌日の朝があまり早くない人
マグカメラ的まとめ
ということで、マグカメラ考案の"石槌神社会館+石槌山ナイトツアー"プランのご紹介でしたが如何だったでしょうか。
境内に泊まる経験というのは中々できるものではないですし、宿泊自体が1つのアクティビティとなり、石槌神社会館をベースとしたプランはかなりおすすめです。
昼も石槌山系の名所面河渓にいったり、石鎚山トレッキングを楽しめば、本当に丸一日石鎚山を味わえる最強プランだと思います。
事故さえなければ実現できたのですが・・・くそう
ちなみに、ナイトツアーの方は夏だけでなく、四季折々で開催されるとのこと。
冬は雪の上に寝そべって星空を眺めるそうです。ちょっと寒そうですが・・・笑
季節を問わず楽しめるこのプラン、四国へ行く際は是非検討されてみては如何でしょうか。
今回はここまで。ご拝読頂きありがとうございました。