マグカメラ

優柔不断なライフログ -カメラ・ガジェット・食べ物など-

オランダのただの町を歩く

こんにちは、マグカメラです。

年始まで住んでいたヨーロッパ。
その間、前回記事にしたリスボンのように色々な観光地を巡った訳ですが、流石に毎週のように飛行機に乗って旅行雑誌に載っている名所に行く訳にもいきません。車で通りがかる"ただの"町に訪れることも良くあります。

特別な何かがある訳ではない、けれどそういう町に限って、何かとても充実した時間を過ごせたりします。

今回はオランダで訪れた、そんなただの町ミデルブルクとフェーレについてご紹介したいと思います。

Middelburgを歩く

ミデルブルクは人口47,000人ほどの小さな町。
オランダらしく運河に囲まれたこの町は、古い建物が今なお残る、まさにヨーロッパの町といった感じです。

経験として運河や海など、水辺のある町は過ごしていて楽しい町であることが多いです。特にオランダは「低い土地」が語源ということもあり、運河が多いです。つまりは、"当たり"の町である可能性が高い。

Long John Abbey Tower。おそらく町のランドマークなのでしょう。町の中央に位置しているため、至る所からこの塔を眺めることができます。
この塔に登ることもできるようなのですが、残念ながら来訪時は休業・・・

どんな町にも名物はあります。ここミデルブルクの場合は・・・バタースコッチ
懐かしい味がします。

何でもない町並みですが、歩いているだけで何か落ち着く。観光地のように人でごった返しておらず、閑散としているのが良い感じ。

オランダ人は自転車が大好き。しかも、良いものを修理しながら何年、何十年も使います。にしても、ここまで年季の入ったものは中々お目にかかれません笑

適当なお店に入りつつプラプラしていると、日が傾いてきました。

せっかく車で1時間半以上かけて、オランダ南東部の半島まで来ています。せっかくなら港町にも行っておきたい!
ということで、次の町へ向かいます。

素朴な港町、Veere

ということで、やってきたのがミデルブルクから車で15分ほどの港町フェーレ。


ヨーロッパらしい縦列駐車だらけの小道を進みます。


港なんて本当にあるの?と思ってしまうような町並み・・・というか、まるで村。


少しずつ、開けてきたかな?と思っていると・・・



日の入り間近の美しい小さな港が!



いわゆるマジックアワー。何を撮っても綺麗に写る!写真を撮っていて一番楽しい時間です。



ミデルブルクは、人口47,000人とはいえゼーランド州の州都という位置付けで"町"という感じでしたが、フェーレはより可愛いらしい町並みです。こういった可愛い町が、ヨーロッパ各国に点在しています。



わざわざ旅行しに行くほどではない、けれど何かが"良い"町。こういった場所を見つけるのが、在住の醍醐味だったりします。

マグカメラ的まとめ

ということで今回はガイドブックに載っている訳ではない、"ただの町"についてご紹介してみました。

ヨーロッパを車で移動していると、「なんか雰囲気良さそうだな」という町や村に度々出会います。
今回のミデルブルクやフェーレもそういった町の一つ。

ヨーロッパ旅行の際には、日程に余裕があればレンタカーでこういった町に訪れてみるのも、一味違った楽しみができてよいのではないでしょうか。

今回はここまで。お読み頂きありがとうございました。