マグカメラ

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Manfrottoのおしゃれなミニ三脚 PIXI無印とPIXI EVO、新旧両タイプ比較してみた話

こんにちは、マグカメラです。

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前回ご紹介したYoungnuoの照明用のスタンドとして、ミニ三脚の定番ManfrottoPXIを購入しました。

 

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新型のEVOは以前から持っていたのですが、「旧型の方がよかった」との声も大きく、未だに新旧併売されているPIXI

せっかくの機会なので、今回は気になっていた旧型の無印を購入しました。

EVOとの比較をしながらPIXIのレビューをしていきたいと思います。

 

PIXI無印とPIXI EVOの違いとは?

 

①サイズ・材質の違い

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左:500mlペットボトル 真中:PIXI EVO 右:PIXI無印

分かりやすいように500mlペットボトルと比較してみました。

(比較品のペットボトルのパンチが多少強めですが、形は普通の500mlペットボトルです…)

 

見てわかるようにEVOの方が無印に対して1回り以上大きいですよね。

これ、結構効いてきます。

PIXIシリーズの特徴として、脚を閉じたとき一脚風に手持ちで掴めるという良さがあるのですが、EVOは大型化に伴った脚径大径化のため、掴みやすさが悪化しています。無印では、どこをもっても片手で握り込めますが、EVOだと下の方を持たないと親指と人差し指が離れてしまいます。

 

また、素材も違いがあって、完全にアルミ製の無印に対して、EVO は樹脂感があります。(HP見るとEVOもアルミは使っているとのことなので、脚部分だけ樹脂なのか樹脂で覆っているのかも)

この材質の違いも握り込んだ時の剛性感に効いてきています。

無印の方が明確にしっかりとした感触で、質感高いです。

 

ちなみに耐荷重1.3kgの無印に対して、EVOは2.5kgと2倍近く強くなっているはずなのですが、この剛性感の違いのせいでいまいち頼りありません。

(脚を広げて上から押すと、ビクともしない無印に対してEVOは多少たわみます

 

②雲台の動かし方の違い

これも無印EVOで仕様が違います。

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無印はこのポッチを押すと雲台がフリーになり自由に動くようになります。

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対してEVOはポッチが三角形のダイアルとなっており、ダイヤルを回転させると雲台がフリーになります。

 

ちなみに、この時回転量はどれだけ締めたかにもよりますが1回転~1回転半程回すことになります。

どうですか?無印の方が、押すだけで動かせて楽そうですよね。

世間の評価も基本的にはそんな感じで、無印ユーザーからEVOが叩かれているレビューをいくつも見ました笑

 

僕が今回無印を買い足したのも、この雲台ロック機構がお目当てだったところがあります。

 

・・・しかし!結論としてはかなり微妙でした。

微妙①:ポッチが固く、押すのにかなり力が必要

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指が少し赤くなっているの分かるでしょうか?

もしかしたら使っていく内に馴染んで軽くなるのかもしれませんが、現時点ではかなり使いにくいです。

三脚を持った手で、そのままロック解除できそうだと思って期待していたのですが、両手作業は必要そうですね・・・

 

微妙②:雲台を動かす際に引っかき音がする

ロックの硬さだけならまだ我慢して使おうと思えたのですが、この引っかき音がひどすぎて正直使用に耐えないレベルです。

黒板を爪で引っ掻く音・・・程ではないですが、傾向としては同じような音がします。

かなり不快なキュルキュル音は明確に欠点ですね。

 

Youtuberの瀬戸弘司さんも同じ事を言っている動画がありましたので貼り付けておきます。

 

雲台をしっかり固定するため、ボールの抑えがあまり動かないようにした結果の音・ボタンの固さだと思うのですが、EVOでダイヤル式に変更したのは正解だと思います。

 

③稼働域・ギミックの違い

要するに無印からEVOになる上で追加された機能ですね。

シンプルな機能の無印に対してEVOは次のような機能が追加されています。

 

①90°傾き機能・三脚ねじしめ機構

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EVOでは、ボールを受ける本体(黒球)に一箇所切り欠きがあり、カメラを90°傾けることが可能になります。

 

それを利用すると・・・

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自撮り棒としても使えますね。

EVOになって長さが伸びたため、ある程度広角なレンズであればしっかり画面内に収めることができます。

当然カメラを天井や床に向けて使うこともできますね。

 

また、三脚ネジ穴にダイアルがつくようになり、ダイヤルを回すことで簡単に取り付けることが可能になりました。

(無印では三脚かカメラをくるくる回さないと取り付けできない)

②脚の広げ角を2つになった

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このレバーを切り替えることで通常 の開脚と別に、超ローアングル撮影用の開脚方向に変更できます。

撮影の幅が広がっていいですね。

 

③脚が伸びる

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脚部のボタンを押しながら脚を引っ張ることで簡単に脚を伸ばすことが可能です。

脚は4段に分けて伸ばすことが可能です。

まあ、僕は大抵最大まで伸ばすか、伸ばさないかの2択で使用していますが・・・笑

 

脚の長さが変わることで、当然撮影高さの調整が可能です。

 

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それに、重いものを載せて角度をつける際、倒れ込む方向だけ脚を伸ばしてあげることで、普通じゃ倒れるような重さ・角度でも耐えることができます。

 

最後に、EVOが脚の広げ角や伸ばし具合でどのように変わるか無印と比較してみましょう。

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通常状態だと高さはこれだけ違います。

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脚を全開まで伸ばすとここまで高さに差が生まれます

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脚を伸ばさず全開にすると、無印よりローアングル撮影が可能

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脚を全開にして、全段伸ばすと無印とほぼ同じ高さになりますね。

マグカメラ的まとめ

 

無印を買った方が良い人

  • ・コンパクトさを最優先する人(ただし重量は無印の方が重い。感覚ではほぼ分からない感じですが)
  • ・機材の質感を重視する人
  • ・雲台のロック解除はプッシュ式がいい人(かつ引っかき音を許容できる人)

 

 

EVOを買った方が良い人

・上記以外の人

 

 

ということで、マグカメラ的には基本的にはEVOがおすすめ、だけど軽量・コンパクト・質感を重視する人は無印を買っても幸せになれるよ、と結論つけたいと思います。

 

以上、ご拝読頂きありがとうございました。