こんにちは、マグカメラです。
僕は手帳と別に筆箱を持ち歩くのが嫌で、全ての文具を手帳のクリアポケットに搭載している・・・という話を「スレンディプラス」の記事でしました。
そのクリアポケットの中身がこちら!
これに、以前紹介した薄い消しゴム「スレンディプラス」とペンホルダーにペンを2本セットして、普段仕事をしています。
この文房具たち・・・
全てを集めたというには未だ足りないものがありますよね?
それは・・・・
そう!はさみです!!
はさみだけはどうしても搭載できませんでした。正直高さだけならいけるのですが、分厚くてノートが平らになりません。
そこでスティック型のはさみも買ってみたのですが・・・
この通り、ノートにペンを2本セットしているためスティック型はさみをノートに搭載する余地がありません。
まあ、スティック型はスティック型で常にカバンに忍ばせることができて便利なのですが・・・僕の理想は全てを手帳に収めること。
そんなことを考えていると、先日名古屋のゲートモールタワーで見つけてしまいました。薄いはさみ「ポケットセクレタリ」!!
手帳にはさみを挟んで持ち歩きたかったあなたへ!アルスコーポレーション ポケットセクレタリレビュー
ということで、パッケージはこんな感じ
「手帳はさみ」と堂々記載されています。なんとその薄さ1.8mm!!
裏面の記載によると、この脅威の薄さを実現するために、従来のリベットやネジではなく、カシメによって2枚の歯を留めているとのこと。
この部分ですね
「特殊機構」とありますが、まあカシメって別に特別な工法でもないですし・・・この商品のポイントは造りではなく、薄いはさみというニッチな市場に目をつけたその着眼点だと思います。
また、裏面の記載でもう一つ気になるのは切りクズが飛び散るのを防ぐため<つかみ機構>が採用されているということ。
はさみをよく見てみると・・・
片方の歯に1枚鉄板が付いてる!!
なるほど、この板の厚みともう片方の歯の厚みで、切った紙を掴む・・・と。
いざ、試してみると・・・
おお!しっかり掴む!!
しかも一度閉じると、なかなかしっかり固定されるため、写真のような持ち方でもキャッチできる!すごい!!
ただし、このつかみ機構・・・上手くつかめるのは刃渡りの半分以上で切り取った場合のみです。
例えば残りちょっとだけ切れば、切り落とせるような場合。これだとキャッチできず普通に落ちてしまいます。つかみ機構を上手く働かせるには切り取る最後のストロークに気を付ける必要があります。
それでは、実際に切っているところを動画にしてみましたので、御覧ください。
使ってみた感想ですが、歯のストロークが短いためすぐに付け根にあたってしまいます。付け根にあたると歯の位置がずれてしまうためまっすぐ切れません。
動画は気をつけているためまっすぐ切れていますが、これよりスピードを上げて切ろうとするとまっすぐ切るのは難しいかなあ、と。
まあ、これはコンパクトさとのトレードオフなので、ある程度仕方がないですね。用途としてはメインのはさみではなく、緊急時のサブはさみです。気をつければ、長距離でも真っ直ぐ切れるので個人的には許容範囲。
今度は厚紙にチャレンジ
厚紙は正直厳しいですね。ガクンガクンとなってしまい、かなり切りにくいです。一般的なコピー用紙レベルの薄さじゃないと使用は厳しいですね。
そもそも、本体が薄いのだから、切れる相手も薄くなってしまうのは当然でしょう。
最後に収納性ですが、当然クリアポケットには入ります。
それどころか、このサイズ・・・名刺ポケットにもすっぽり収まります!!
僕の場合、はさみの使用機会はあまり多くないので、落とさないようクリアポケットの中に収納していますが、ぱっと使いたい方や手帳に名刺ポケットしかポケットが無い方にも安心ですね。
マグカメラ的まとめ
ということで、薄いはさみらしく薄いレビューでしたが如何だったでしょうか?
ずっと探していた「薄いはさみ」というだけで個人的には100点満点なのですが、この商品はさらにつかみ機構を加えたのが秀逸!
はさみはその構造的にどうしても、歯2枚分の厚みが必要です。余った1枚分のスペースを有効活用するために、つかみ機構を入れた・・・これは「薄いはさみ」というコンセプトを、ただ薄くするだけではなく「無駄なスペースを作らない」という一歩上のスキームで捉えている証拠!
素晴らしいモノ造りだと思います。
個人的には100点満点の出来です!!持ち運べる予備のハサミが必要な方は是非購入されてみては如何でしょうか?
ちなみに価格も500円とお安いです!僕は雑貨屋で定価の800円で購入してしまいましたが・・・笑
今回はここまでです。ご拝読頂きありがとうございました。