こんにちは、4ヶ月前にSPINGLE MOVEのスニーカーを購入したマグカメラです。
購入した当時「最強のスニーカー」と大絶賛していましたが実際4ヶ月履いてみた結果…
やっぱり最強のスニーカーでした!!
ただ、4ヶ月も履いていると当時と感想が変わったところや、改善すべき点も見えてきました。今回はそんなSPINGLE MOVE SPM-110の使用後レビューを語っていきたいと思います。
4ヶ月使用してみて改めて思ったこと
良いところ
やっぱり格好いい!!
4ヶ月経っても全く飽きのこないデザイン。未だに履くたびに気分が高まります。
服屋の全身鏡ではついつい自分の足元をみてニヤけてしまうレベル。これだけ経っても飽きがこないデザインは経験上、もうずっと気に入るデザインです。
身につけて気分が高まるものって素晴らしいですよね
極上の歩きやすさ
アッパー素材がカンガルーレザーのため歩きやすい!!これも購入時から全く変わらない感想!!
平日は革のビジネスシューズを使用しているのですが、毎週末SPINGLE MOVEを履くたびに「やっぱりこいつだなあ」と感動してしまいます。
今のビジネスシューズが駄目になったらSPINGLE MOVEのビジネスラインにも手を出してみたいですね。
つま先まで伸びるソールに何度助けられたか
とにかくつま先から靴を痛めてしまうマグカメラ
SPINGLE MOVEを履いていたこの4ヶ月間も何度もつま先にぶつけました。革だったら間違いなく傷がいっている所ですが…
ソールは無傷!!
実際は細かいとろこで傷ついているのかもしれませんが、それが傷なのか元からのデザインか分からないレベルなので問題ありません。
つま先の傷さえなければ、ずっと長く履き続けられそう!
慣れてきたら履きやすくなってきた
購入時レビューでは、「靴べら(シューホーン)が無いと履きづらい」というようなことを書きました。
ただ、ある程度履いていると、僕が慣れたのか革がこなれたのか分かりませんが、靴べらなくても履けるようになりました。
この欠点は慣れで解消できるものですね。
もちろん、無いよりある方が良いですが笑
悪いところ
ソールのクッション性が低い
こんな外観をしているため、ぱっと見ソールが分厚いように見えます。しかし、SPINGLE MOVEは1枚のソールをアッパー(本体)に巻き上げてバルカナイズ製法で接着しています。
なので、実際足裏を覆っているソールの厚みは上の写真に見える厚みと同じ3~5mm程度だけなんです。
運動靴のような分厚いクッション性があるわけではありません。なので、長時間歩いていると足の裏への衝撃が溜まってきて疲れてしまいます。
カンガルーレザーのおかげで歩きやすいのに、歩き過ぎると疲れてしまう…勿体ないですね。
そこでクッション性の高いインソールを導入しようと思った際に困ったのが次の欠点です。
インソールが取り外せない
SPINGLE MOVEオリジナルのインソール、これが取り外せない!!
靴底にしっかりと接着されてしまっています…
オリジナルのインソールが取り外せないということは、新しいインソールをオリジナルのインソールの上にそのまま乗せることになります。
つまり、靴のかさが新しいインソールの分圧迫されてしまう!!
このようなサイドゴアタイプのかさ高いモデルなら問題ありませんが、僕のSPM-110はもともとかさが低いモデル。
下手なインソールだと踵がはみでてしまう恐れがあります。
悩ましい…
SPINGLE MOVEに最適のインソール発見
実は、今回SPINGLE MOVE記事を書こうと思ったのは、まさにそんな悩みを解消してくれるインソールを見つけ出したからなんです。
それがFUSION FLEXIというインソール
FUSION FLEXIシリーズがおすすめの理由
踵が深い
スポーツ用品店でインソールの試着を繰り返したのですが、FUSION FLEXIは特に踵が深いんです。おかげで、オリジナルのインソールの上に重ねて使用しても踵がはみ出ることがありません!
色々履き比べた中で一番このFUSION FLEXIがしっくりきました。
もちろん最初は多少違和感があるのですが1時間も歩いてれば感じなくなるレベルです。
土踏まずをしっかり持ち上げてくれる
インソールを選ぶ上で一番重要なのが、土踏まずの部分でボールを踏んでいるような硬い支えがあること。
出典:https://nurseful.jp/nursefulshikkanbetsu/orthopedics/section_2_07_01/
足の疲れは、足の裏全体で体にかかる衝撃を受けてしまうことに起因します。硬い支えによって土踏まずを作ることができれば足の疲れを大幅に軽減します。
手のひらをぴったりつけて地面を叩くより、手のひらに空間を作り指先で叩く方がずっと衝撃が少ないことで、イメージが湧くのではないでしょうか。
いたずらにクッション性の高い分厚いインソールをいれるより、土踏まずをつくってくれるインソールが重要。
むしろ、足のアーチをしっかり作れるのであればクッション性は不要。インソールの素材自体は薄くても済むようです。
安いインソールによくあるスポンジのような厚みのあるクッションはすぐにへたれてしまい効果がありません。(1足1000円のインソールで体験済み…笑)
医療義足メーカー製なので安心
FUSION FLEXIを作っているのは老舗義肢メーカーの松本製作所
また、企画を立ち上げたのは元競輪選手とのことで、プロアスリートからの信頼も高いのだとか!!
ちなみにFUSION FLEXIは用途によって無印・+S・for G等いくつかのモデルがあります。
僕が買ったのは…
忘れました笑
店頭でそのままSPINGLE MOVEにセッティングしてしまったのでパッケージが残っていないんですよね…
見た目から恐らく+Sかfor Gのどちらかだと思います。
最後の最後に同じFUSION FLEXIを履き比べ、違いが分からなかったので、結局硬い方をオススメされるがままに買った覚えがあります。(恐らくfor Gなのだと思うのですが…)
いずれにせよ踵が深いのはFUSION FLEXI各モデル共通なのでSPINGLE MOVE用であればどれもOKだと思います。
究極的にはオーダーメイドのPROモデルもあります。3万円超えですが…笑
実際にFUSION FLEXIをつけてみて
FUSION FLEXIを導入してから1ヶ月以上経っているのですが、まず感じるのが土踏まずを押される心地良い感覚。マッサージを受けながら歩いているかのような気さえします。
そして当初の目論見通り、長期間歩いていても足裏が疲れることは全くありません!SPINGLE MOVEの歩きやすさと相まって本当に歩いていて楽しくなります。
SPINGLE MOVEユーザー以外の方にもインソールとしておすすめですね。
欠点としては、インソールの分靴が重くなってしまうこと。片足44gずつ、合計88gの重量増です。ただ、そこまで足の疲れを実感するものではないので、大した問題ではありませんね。
また、足底の高さがインソールのぶん高くなるので、靴紐の調整は必須です。一度紐を全て取り外す勢いで、緩め直すのがおすすめ!
マグカメラ的まとめ
ということで、FUSION FLEXIを導入することで全ての欠点が解消されたSPINGLE MOVE。個人的には無敵のスニーカーになりました。
SPINGLE MOVEを履いている方や狙っている方の参考になれば幸いです。
ちなみに、インソールを導入するならできるだけ使い始めの方がおすすめです。革製品なので使い始めであれば革が伸びて自然に馴染みますが、使い古して革が伸び切ったあとでは、インソールを入れた形状で馴染みにくいかもしれません。
今回はここまでです。お読み頂きありがとうござました。