こんにちは、マグカメラです。
突然ですが、スーツケースが壊れてしまいました。
持ち手の布がやぶれ、中の板が手に直接あたるため非常に痛い!
とても持っていられません……
もう10年以上使っているので仕方ないのかなぁと思いつつ、次のスーツケースを探していたのですが……
なんと、来月イタリア旅行に行くことになりました!!
スーツケースの出番が想定より早い!!
ということで、そろそろ本腰を入れてスーツケースを選ぼうと色々お店で見てきました。
今回はスーツケースのあれこれを備忘録的にまとめたいと思います。
- マグカメラ的スーツケース選びのポイント
- マグカメラ的スーツケースレビュー
- マグカメラ的まとめ
マグカメラ的スーツケース選びのポイント
用途と容量
ビジネス出張なのか、個人旅行なのか、長期旅行なのか、帰省なのか。
スーツケースの用途によって、必要な容量は変わります。
今回は、壊れたスーツケースの置き換えなので、基本的には今と同じ大容量のものがターゲットですね。
容量が大きいほどいいですが、飛行機預け荷物限界サイズには収めたいです。
ちなみに、後述しますが小旅行用の小~中容量スーツケースは別で持っています。預け荷物はもちろん、頑張れば機内持ち込みもいけるサイズ。
ソフトケースかハードケースか
スーツケース選びの一番のポイントですね。
ちなみに以前はソフトケースを使用していました。
ソフトケース
メリット
- ハードと比較して軽い(布だから)
- 片面開きなので狭いところでも中身を出し入れできる
- 片面開きなので荷室が広く大きいものを収納可能
- 材質が布なので、荷物を多少無理に詰めても変形して納めきることができる
- ハードと比較して安い
- ハードより薄い材質のため、容量が大きい
- フロントポケットに細かいものや書類等収納できる
デメリット
- 大型ナイフで破かれるおそれがある
- 布製なのでハードに比べて濡れに弱い
- 強度がないため、ケース内にガラスビンなど入れると衝撃で割れる懸念あり
- 片面開きのため、荷室が大きく、整理されたパッキングが難しい
- 小型だと2輪のものが多く、小回りしやすさで4輪に劣る
- 少し安っぽい
ハードケースの特長
メリット
- 丈夫なため、破かれたりはまずしない
- ケースが固いため、ケース内への衝撃が軽減される
- 水を吸わない材質のため、濡れに強い
- 両面開きのため、荷室のスペースが適度に別れており整理がしやすい
- 大抵のものに4輪キャスターがついている
- 高級感がある
デメリット
- ソフトと比較して重い
- 両面開きのためパッキングにスペースが要る
- 両面開きのため、かさ高いものは収納できない
- 丈夫だが、変形量が小さいため壊れる時は一気にいく
- ソフトと比較して高い
どうでしょう?どちらにもメリット、デメリットがありますが……
ソフトの方が便利そうじゃないですか??
ソフトのデメリットって、ナイフで破れるとか濡れるとかハードと比較してのデメリットでしかありません。
実際ソフトは布と言ってもかなり丈夫で厚手のものを使用しています。使っていて、雨で中身まで濡れることはなかったですし、破ろうと思っても相当大きなナイフがいると思います。そんなのに狙われたらハードだって正直危ないです。整理しにくいったって、収納袋を使えば解決しますし、キャスターお今回の大容量のカテゴリであればまず4輪です。
コンパクトに使えて、荷室が広く、ある程度の変形に対応できる!やっぱりスーツケースはソフトが一番!!今回もソフトにしよう!!
そう思ってお店に探しにいったのですが……
なんかどれもデザインがパッとしない……
所有欲を満たされないというか、なんかどれも眺めていて楽しくないんです。
そこでふとハードケースに目を向けると・・・
か、かっこういい・・・!!
今までハードのスーツケースを使ったことがないから憧れているだけなのかもしれませんが、とにかく魅力的に見える!!
でも個人的にはハードケースは機能的に劣る・・・
うーん・・・
だったら・・・ソフトケース並に機能性の高いハードケースを探してみよう!!
ということで、実際にいろんなスーツケース売り場へいってみて色々物色してきたので、今回は個人的に気になったスーツケースをご紹介します。
マグカメラ的スーツケースレビュー
PROTECA 360s
今回、一番のお目当て。
このスーツケースはなんと・・・
360度4方向に上蓋が開くんです!!
これはソフトケースにもない機能!!
ハードケースの一番の欠点が、両開きのためスーツケース横幅2つ分のスペースがないと、開くことができないこと。
だけどこのプロテカ360sならば、横のスペースが無いときは縦に開くことで解決します。大抵の場合、横のスペースは無いけど、歩いてそのスペースまで移動する以上縦スペースなら空いています。
また、このスーツケースは片面開きとしても使えます。
内部のソフトカバーが、上蓋分のスペースを覆っているため、両面開きのような形状をしていながら片面開きにできる!!
これはかなりソフトケース的な使い方をできるハードケースなのではないでしょうか!
ちなみに重さですが、一番大きい85リットルサイズで4.4kg。
僕のソフトスーツケースが4.6kgなので、ハードケースながら古いソフトケースよりも軽量化に成功しています!!
ただし、今回紹介するスーツケースの中では容量あたりの重さが一番大きいですね。
また、容量も比較して一番小さいです。これはハードケースの内側で更にソフトケースを搭載しているという仕組み上仕方がないですね。どうしたってサイズあたりの容量にロスが発生してしまいます。
実際に店で使っていて気になったのは思ったより、取り回しし辛かったこと。
大容量サイズで縦開き使用とした場合、蓋を手前にあけると、蓋のサイズもでかいもんだから、荷室まで手が届かない。逆に、奥にあけようとすると、手が届かなくて、開けるのが大変です。
そう、この4方向に開くという機能ですが、小型のスーツケースには最適ですが、大型スーツケースだとサイズ的に無理があるんです。
それでも片面開きができるんだからいいじゃないか、と思うかもしれませんが、片面開きも蓋が結局それなりに重いため、ソフトケースほど手軽にはいかなかったです。
まあ、他のスーツケースでは片面開き不可なので、開けるだけましですが・・・笑
結論としては
ハードケースだけど片面開きできる点はGood!ただし、大きいサイズだとそれなりに重さがある
縦開きは小型サイズじゃないと現実的じゃない
特殊構造のためサイズの割に容量が少ない
小型スーツケースとしてはかなりおすすめだけど、大型ではその機能を全て使いこなせない。
サムソナイト ARQ
スーツケースといえばやっぱりサムソナイトです。
このARQはとにかく容量に振り切ったモデルです。プロテカ360sが85Lに対し、ほぼ同じサイズで100L収納可能!!15Lも違うんですね。
それでいて重量は4.6Kgとプロテカ360sに対して、200g重いだけです。やっぱろスーツケースはどれだけ物を詰めれるかが一番大事ですからね。その点このモデルは優れています。
ただし、当然片面開きはできません。
片面開きはできないものの・・・ソフトケースと同様カサ高いものを収納することは可能!
それは、このARQが両面開きではありながら、通常のハードケースのように荷室が50:50で別れる造りではなく、20:80で別れる造りだから!!
これがこのモデルの一番の特徴ですね。
容量が少ない方に洋服等軽いものを入れておけば、少し重いですが疑似片面開きも可能かもしれません。
僕が両面開きの何が嫌かって、狭いスペースで開けないこともそうですが、荷室の高さが低くて収納できるものが限られてしまうことが一番です。
例えばブーツなんかは絶対に普通にスーツケースには入りません。でも、このARQであればそこは解決します。
また、今回紹介するハードケースのなかで一番安く定価57,000円で買えます。プロテカ360sが77,000円なので2万円程安いですね。
サイズあたりの容量がクラス最上位
荷室が20:80で別れているためカサ高いものも収納可能
比較的安い
サムソナイト Cosmolite
出典:[http://www.samsonite.co.jp/cosmolite_cp.html:title]
同じくサムソナイトのコスモライト!!
これはサムソナイトの最新技術・独自技術がふんだんに織り込まれた最強モデルです。
なんと機内預け荷物ギリギリサイズであるSpinner 75は94Lの容量でありながら2.6Kg!!同じサイズのプロテカ360sやARQに対して2Kgも軽いんです!!
そんな超軽量性を確保しながら強度もすごいんです。
この動画を見て下さい。
潰されてもすぐに回復しています!!
すごい!すごすぎる!!
これはCurvと呼ばれるポリプロピレンシートを何枚も重ねた素材を使用しているからだそう。複数シートでそれぞれ補強しているから衝撃を分散できるのだとか。
このCurvはスーツケース業界ではサムソナイトが独占している素材だそうです。
ハードケースとしての最強性能をそなえたこのモデルですが、その一方でザ・ハードケース的な仕様のため荷室は50:50で別れています。片面開きなんて全くできません。ハードケースのデメリットはそのまま踏襲しているモデルでもあります。
ソフトケースより軽い94L、2.6kg
トラックに潰されても復元する耐衝撃性能
ハードケースのデメリットは基本的に該当する
デザインは一番好み
ということで、色んなハードケースを探しましたが、片面開きや荷室高さ、重量など、どこか1点ハードケースのデメリットを覆すモデルはあったものの、全ての機能でソフトケース同等とみなせるようなハードケースはありませんでした。
うーん・・・悩むなあ
Delsey INDISCRETE
ということで、やっぱり機能性重視でソフトケースはどうかなあと考えた場合、今のところ一番デザインが気に入ってるのがこのモデル。
個人的にはブラウンがかっこいいと思ったのですが、一番でかいサイズでブラウンが売り切れちゃってます。
一番大きいサイズは110LとARQより10Lも大きく、さらに拡張機能がついているため最大125L詰めるとのこと。ここまで要らなければ81Lのブラウンでもいいかもしれませんが・・・せっかくサイズあたりでハードより容量が大きいのがソフトの売りなのに小さいサイズを買うのもなあ・・・
ちなにお値段は圧倒的に安くて15,000円。コスパ抜群です。
Eagle Creek スイッチバックパックモジュラー22
僕が持っている壊れていない方のスーツケース。
小型なので容量も計53Lと今回のラインナップの中ではかなり小さいです。
僕はこれで昔1ヶ月間東南アジアを巡りましたが、お土産を大量に買わなければ問題ない容量です。
このスーツケースは割りと機能がてんこもりで、まずファスナーを外すと
スーツケースとデイパックに分割することができます。スーツケースの方が40L、デイパックが13L。
そして、一番の特徴は背面。
なんとリュックになります。
東南アジアだと舗装されていない道路が頻繁に現れます。そんな時、背負うという選択肢があるのはかなり便利でした。
このスーツケース、かなり気に入っているのですが、すでに生産終了・・・
今は同じクラスでEagle Creekからリンクシステムというスーツケースシリーズがでていますね。
これはなんと・・・車輪を付け外しできるみたいです!!
その日の予定によってバックパックとしてもキャリーとしても使えるみたいですね。いいなあ
マグカメラ的まとめ
ということで、大容量スーツケースを色々探してみましたが、なかなか決め兼ねているのが現状。
今後10年使うことを考えたら、ちょっと奮発してでも良いものを・・・と考えるとコスモライトが一番手ですかね・・・
ただ1ヶ月後のローマに間に合わせるよう慌てて買うのも嫌なので、今回はEagle Creekで行こうかと思っています。東名アジア1ヶ月いれたんだから3泊5日くらいなら53Lで行ける・・・。
ヨーロッパは石畳が多いといいますし、背負える方が何かと便利・・・だと思います。
ただ、いずれにしても大容量スーツケースはどこかのタイミングで買わなければいけないので、現在調べたところまでは備忘録的に残しておこうと思います。
今回はここまでです。ご拝読頂きありがとうございました。