こんにちは、マグカメラです。
以前、記事でも紹介しましたが9月は愛知県で毎週手筒花火が見られる月!!
せっかくだから一つくらい見ておくかということで、AF-S 28-300mmのテストも兼ね、知立市秋葉祭りに行ってきました!!
秋葉祭りって?
愛知県知立市の知立神社にて例年秋分の日に一番近い日曜日に行われるお祭りです。
その見どころはなんといっても手筒花火!!
知立市6町(宝町・山町・山屋敷町・中新町・本町・西町)の若者たちが、各20分ずつ手筒花火を打ち上げます。
お祭り・イベント [秋葉まつり]|東海道五十三次39番目の宿場町、かきつばたの街、知立市
ちなみに、知立神社のは知立駅から徒歩約15分。
意外と歩きますね・・・笑
いざ知立神社へ!!
何も下調べせずに来たので、何時になにをするのか全く分かりません。
取り敢えず、出店通りを抜けると・・・
裸の若者たちの集団発見!!
神主様(?)が何やら話した後・・・
先に提灯のついた背の高い棒を掲げた少年たちがぱらぱら移動していきます。
ついていくと途中、休憩所を発見。そしてこんな張り紙が
手筒花火は19時開始のようです。この時点で、18:43。間に合った……。
どうやら裸の少年たちは手筒花火の打ち手だったようです。
ただこの張り紙、どこで打ち上げるのかかいてありません。裸の少年たちが集まっていた場所に戻ってみるも、明らかに人がおらず会場ではなさそう。入り口の方までもどると・・・人だかりを発見。
既に場所取りが終わっているようで、完全に出遅れました。三脚も持ってきていたのですが、使いようがありません。
だって……
この有様です笑
頑張って避けてもこう!!
これはもう広角~標準では撮れませんね。
ただし、そこは便利ズーム。レンズ交換することなく300mmまで伸ばせます。
おお!!基本的にシャッター速度は1/焦点距離秒ですが、手ぶれ補正のおかげで1/250秒でもなんなく写ります。
ただ1/250秒だと手筒花火の炎が火の粉のように写ってしまいます。手筒花火はやっぱり炎を雨のように表現したいですよね。
1/15秒だと狙った通り炎の雨になります……が、流石に300mmで1/15秒は手ぶれ補正でも厳しいですね・・・
これはまだ、人がシルエットになっているだけマシかな、と思った1枚
人が明るいと、やっぱり三脚が欲しくなります。
AF-S 28-300mmの弱点の1つがAFです。やっぱり本職望遠レンズと比べると一拍遅いですね。また、これはレンズのせいじゃないかもしれませんが、なかなか暗いところに合わせるのが難しいです。
人にフォーカスを合わせようとしても、度々炎の方にピントがいってしまいます。
1/30秒位がベストかな?と現場では判断して1/30秒でほぼ撮っていたのですが、PCの画面で改めて見るとやっぱり甘いですね・・・炎の線を伸ばすことばかり考えていましたが欲をかかず1/60秒くらいの方がよかったかも……
ちなみに各町の持ち時間は20分ですが、手筒花火がなくなると、スタッフが新たな手筒花火と交換して……みたいなインターバルが入るので、結構待ち時間が長いです。各町毎の入れ替えなんか5分~10分くらい待つんじゃないでしょうか?
先頭につくまで頑張ろうと思いましたが、流石に長すぎて疲れてしまい、3町目で帰宅しました……笑
マグカメラ的まとめ
ということで中々苦戦しましたが、そもそも手持ちで狙うような被写体ではないですね笑
ただ、人混みで思ったように動けない環境こそ便利ズームは約立ちます。
暗いといっても、手筒花火であればあともう少し頑張ればなんとか撮れそうな感触はありました。
ていうか、便利ズームでこれだけ撮れれば十分な気がします。恐らく小三元望遠ズームを持ってきていても撮れた画はそう変わらなかったと思いますし。むしろ300mmまで伸ばせない分、人の頭とかがもっと入っていたかも……
ということで、便利ズーム。これだけ光学的に厳しい環境でも手も足もでない……という訳でもなさそうです。
また、初めてみた手筒花火自体の感想ですが、あれ……
熱くないの???
写真を撮っていて思ったのが、参加者が意外とニコニコしながら花火を打ち上げていること。見た目ほど熱くないのかなあ……個人的にはもっと鬼気迫る表情を撮りたかったのですが、皆さん楽しそうでした。
まあ、嫌々やらされるよりずっと良いですね。
ちなみに、打ち上げ場所にかなり近い場所から眺めるため、花火カスが滅茶苦茶飛んできます。
家に帰って、髪の毛を書いたらポロポロカスが落ちてきて一人で悲鳴をあげてしまいましたよ笑
実際、繰り出し式レンズをつかっているため花火カスは笑い事ではありません。鏡筒にゴミが入るんじゃないかって不安で仕方ありませんでした……
こういうところはやっぱりインナーフォーカスレンズの方がいいですね。
あ、またレンズの話に戻ってしまっている・・・
ちなみに、豊橋の炎の祭典と違い、チケット代も不要でたのしめます。その点も良いですね。
ということで、今回はここまでです。 ご拝読頂きありがとうございました。