マグカメラ

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究極のお散歩レンズを求めて・・・Ai AF Nikkor 35mm F2Dを買った話 その①購入に至るまで

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こんにちは、マグカメラです。

カメラブログと題しながら3記事目でようやくカメラネタ・・・

 

2週間ほど前にヤフオクでAi AF 35mm f2/D落としたのですが、何度か使ってみて大体感想が定まってきたので、今回から3回に分けてレビューしていきたいと思います。

 

Ai AF Nikkor 35mm F2Dを買うまで~お散歩レンズを求めて3千里~

 

 一眼レフカメラ最大の欠点はその大きさ重さである・・・と言うのは多分誰もが頷く所だと思います。(それでも、その画質と撮る楽しさがあるから手放せない訳なのですが・・・笑)

がっつり撮るぞ!!っていう日であればそんな欠点は気にはなりません。重たーい望遠レンスと2.8通しの大口径ズームを抱えて外へ繰り出せばいいのです。

 

 でも、毎回撮影がメインのお出かけという訳ではありませんよね。

「今日カメラいるかな・・・?ちょっと出かけるだけだしな・・・。」という日もあります。

それでもカメラマンとしては常にカメラをカバンにおさめて置きたいものですよね?念のための最小装備で出かけたいですよね??

僕はそんな日のお気楽レンズ・・・俗に言うお散歩レンズとして標準単焦点レンズを探してきました。

 

 軽くて小さくて、だけど写りは良くてどんなシチュエーションにも対応できる魔法のレンズが欲しい・・・今回は、そんな僕の悩み苦しみんだレンズ購入経緯をご紹介します。

 

①AF-S NIKKOR 58mm f1.4G

フルサイズなら画質重視だろ!!!

愛機ニコンDfでフルサイズデビューした僕が、その勢いで一緒に買ったNikonの銘玉。

フルサイズデビューと同時に使いだしたため、その画質がレンズによるものなのかDfのお陰なのかよく分からなかった思い出・・・笑

 

手放して初めて分かったそのとろけるようなボケ描写と光の表現の得難さ・・・。

 

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マグカメラ的評価

①画 質:☆☆☆☆☆

 文句なし!

②手軽さ(重量・サイズ):☆☆☆☆☆

 重さ385g大きさΦ85mm×70mmの超軽量級!

③機能性:☆☆☆

 AFあり手ぶれ補正なしの一般的な大口径単焦点ズーム

④万能性:☆

 最短撮影距離0.58mm・・・寄れない・・・・

⑤見た目:☆☆☆☆

 Dfとは以外にマッチしており満足でした。

⑥価 格:☆☆

 価格ドットコム最安値が15万円・・・高いですがF1.4の大口径にしては安い方だと思います。

 

画質と手軽さをここまで両立させているレンズは未だ見たことがないです。

最高!!!

・・・ですが、今はもう手放してしまって手元にありません。

 

当時の僕には「寄れないレンズ」はあり得なかったんですね。

お散歩レンズの被写体として頻発するのが「食事」・・・なのですがこのレンズだと撮り方はかなり制限されます。

また、恋人のポートレートをよく撮っていた訳ですが、恋人の距離感だとせ58mmは狭すぎますね・・・。(当時は付き合いたてで離れたくなかったみたいです・・・笑)

カメラを構え、フォーカスが合わず一歩離れる、、、の繰り返しが億劫となり使用頻度が大幅に低下。

次に紹介するカールツァイスと置き換え戦で売却となりました。

 

寄れないという弱点さえ除けば完璧なこのレンズ・・・。誰かと遊ぶときではなく、一人で綺麗な景色をもとめドライブする時なんかだと最強ですね。

正直買い戻そうかめちゃくちゃ迷っているレンズです・・・笑

 

②Carl Zeiss Makro Planar T* 50mm f2 ZF.2

寄れないならマクロレンズを買えばいいじゃん、と単純な発送で58mm f1.4と買い替え。

 

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 現在の僕のメイン散歩レンズです。

 

マグカメラ的評価

①画 質:☆☆☆☆

 雰囲気のある画が出てきて概ね満足なのですが、玉ボケが少しラグビーボールになる傾向があります。58mm f1.4の真円と比べちゃうと少し見劣りしますね・・・。

また、好みの問題ですが、色が寒色系なので人や料理を撮るには少し不向きかもしれませんね。まあRAW現像するのでどうとでもできるのですが、撮影時の気持ちの問題ですかね。

 

②手軽さ(重量・サイズ):☆☆☆☆

 重さ510g大きさΦ72mm×64mm。少しずっしりする感じはありますが、むしろ高級感がでていいかもしれないな、というレベルです。

③機能性:☆

 最大のデメリットはAF不可なMF専用レンズであること。やはり撮影に時間がかかり、歩留まりも低下しますね。ただし、MF操作自体はヘリコイドのねっとりとした重みは最高です。何度回しても飽き足りない!!楽しい!!

 また回転角が広いのでフォーカスの調整は細かく可能で、そこはさすがMF専用レンズですね。

④万能性:☆☆☆☆

 最短撮影距離0.24mm最大撮影倍率1/2のハーフマクロ。50mmでこれだけ寄れるレンズってそうありません。このレンズを買った目的そのものです。

ただ50mmという画角自体が多少テーブルフォトには向いてない部分もあります。もう少し広いといいなあ、と思うことだ時たまあります。

⑤見た目:☆☆☆☆☆

 一番の魅力かもしれません。高級感ある佇まい・・・格好いい・・・家宝にしたい

⑥価 格:☆☆

 プラナーは型落ちなので、いま新品を買うとしたらMilvusタイプになるのかな?僕自身はヤフオクで11万円で入手。MF専用レンズと考えると割高感がありますが、造りをみれば納得・・・。

 

寄れる50mmを探す中で見つけたこのレンズ、、、見た目に惚れて即買いしてしまいました。購入当時は何となくMFレンズを使ってみたかったのもあって抵抗なかったのですが、やはりAF使えないのは不便ですね。

腕もあるかと思いますが、素人には動く物を撮るにはほぼ使えないと思った方がいいです。絞れば比較的素早く撮ることはできるのですが、ポートレートなんか撮るときはやっぱり絞りを開けたいですよね。そうなるとフォーカシングの間、相手方にはじっとして貰う必要があり、申し訳ないです。寒色傾向の色味も含めて、人撮りには向いていない気がしますね。

逆に金属や寂寥感ある描写なんかには最適のレンズです。

 

③Ai AF Nikkor 35mm F2D

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そして、今回35mm f2単焦点レンズを購入しました。

 

AF-S 58mm f1.4、MP 50m f2.0での不満を解消するべく購入した本レンズ。

僕がお散歩レンズに求めるのは以下

 

  • ①写りが良いこと
  • ②軽く小さいこと
  • ③AFが使えること(速度はそこまで求めていない)
  • ④撮影の汎用性が高いこと(特に人、テーブルフォト、景色を撮ることがおおい)≒寄れること
  • ⑤見た目が格好いいこと
  • ⑥安ければ安いほどうれしいけど、10万円前後なら置き換えでいいかな

     

    果たしてAi AF Nikkor 35mm F2Dは究極のお散歩レンズとなるのか!?

    ・・・結論は次回以降のレビューで明らかにしていきたいと思います笑

     

    長くなったので今回はここまで。

    ご拝読ありがとうございました。

     

    その②

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     その③

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