こんにちは。スローシャッターで遊びたくて仕方がないマグカメラです。
最近、流れる雲を背景にした花や、人のいない町中など、NDフィルターならではの表現を試してみたくて仕方がありません。思い立ったらすぐ行動!ということで、NDフィルターを四枚購入しました。
ND4・8・16・200の4枚です。それぞれ一体どういう効果なのかは後日語るとして……肝心のフィルターを入れるケースがない!!
ということで、今回はフィルターと一緒にTYCKAのフィルターポーチ TK002をご紹介したいと思います。
TYCKA レンズフィルターポーチ購入レビュー
外観と機能
外観はこんな感じ。縦12cm×横12cm×厚み5cmくらいのサイズ感です。
ベルクロをでしまっている蓋をあけると中に仕切りが4枚あり、計5枚のフィルターを収めることができます。
ちなみに仕切りは低反発クッションのような弾力があり、保護力はかなり高いそうです。
この仕切りが入った内張りはベルクロになっており取り剥がすことができます。
取り外して使う用途が見当たりませんが、まあできないよりはできる方が良いですね。
メインの仕切りとは別に、外側に小さなポケットがあります。NDフィルターをつけている間、保護フィルターはこのポケットに入れておいたり、レンズキャップをしまったり、応用が効きそうです。
背面にはベルクロで留める帯があり、ベルトに挟んで腰に付けたりできます。山登りなどのアウトドアな場面で活躍しそうですね。
トップにはタグ入れがあります。「ND」や「PL」、あるいはフィルター径など、内容を紙に書いてここにいれておけば、蓋を開けずとも中身が分かります。
僕は取り敢えずフィルター径77mmと分かるようシールを貼っておきました。
同じケースを複数買って、フィルターを仕分けして保管するのにも使えそうですね。
ちなみにAmazonには防塵・防水と記載されていましたが……別にシールされている訳ではありません。まあ、蓋が深いので防塵効果くらいはあるかもしれませんが……防水は間違いなく嘘ですね笑
フィルター径86mmまで収納可能だそうです。
元々持っていたK&F CONCEPTのフィルターケースと比べてみた
実はフィルターケースの購入は初めてではありません。
このK&F CONCEPTのフィルターケースを元々使用していました。
僕がよく見させて頂いているカメラブログ「Wise Camera」さんで先々月に紹介された際には「これ持ってる!!」と個人的に興奮した覚えがあります笑
K&F Conceptのフィルターケースが便利!フィルターの整理にもってこい! – 一眼レフカメラ・写真初心者のカメラブログ
こんな感じに広げて使うのですが、見て分かる通りフィルターを3枚までしか収めることができないため、今回の購入に至りました。
(Wise Cameraさんもかなりフィルターを持ち歩く方のようですが、これ1つで足りているのかな……?)
折角なので、TYCKAと比較しつつ、なぜ僕がK&F CONCEPTのケース買い増しで対応しなかったのかも書いておこうと思います。
折りたたみ式の収納のため嵩張る
ケース自体はK&F CONCEPTさんの方が断然薄いです。
ただし、折りたたみという構造上、どうしても真ん中の布の分だけ余計な厚みができてしまいます。フィルター同士も真っ直ぐ収めることができません。角度をつけてフィルターを収めてしまうと、結局5枚収めることのできるTYCKA並の厚さとなってしまいます。
これを2セット合わせると明らかに嵩張るので、TYCKA1つに統一したかったのが購入動機の1つです。。
開封時に取り回しにくい
フィルターを取り出す際、K&F CONCEPTだと、だらーんと開ききる必要があります。
ベルクロ部を持っていれば、基本的にはポケットから落ちないようポケットの向きは設定されていますが……それでも勢い良くあけると飛び出してしまう危険性があります。
また、折りたたみ式だと、常に片手でケースを持ってフィルターを取り出すことになります。つまり両手作業が必須。もちろん、床においても良いのですが、その場合フィルターを横に滑らせて取り出すことになるので少し面倒です。TYCKAであれば、ケースを手で持っていようが床においていようがフィルターの取り出し方は変わりませんね。
縦に長い分、各フィルターポケット毎に視線がずれてしまい、どのポケットにどのフィルターがあるのか確認し辛いという欠点もあります。
TYCKAであれば一覧性が高く、すぐに分かりますね。
つまるところ、ケース展開時にK&F CONCEPTは長くて取り回しにくいけれどTYCKAはその辺の問題がなさそうということです。
強度が心配だった
前述の通り、K&F CONCEPTは折りたたみ式のため、収納時に布の厚さ分ロスが発生します。恐らくそのロスを最低限にするためでしょう。K&F CONCEPTケースの生地はかなり薄いんですよね。ペラペラしています。これでは本末転倒で、フィルターの保護力はほぼないです。(というより、整理することが主眼の製品で、保護は二の次なのでしょう)
僕の場合、フィルターケースをカメラバッグの隙間に押し入れることも多く、あまりクッションが弱いと中身が割れそうで怖いです。
その点、TYCKAはクッションが厚く、生地はK&F CONCEPTより大分しっかりしていて安心できます。
……ただ、この点ではTyckaも完全に安心できるわけではありません。TYCKAは生地がしっかりしているといっても所詮は布。ソフトケースです。極端な話、指で押せば割るのはそう難しくないでしょう。面で受ける圧には十分ですが、点の圧には耐えられなさそうな強度。
保護力でいうと理想はハードケース。ただ、Amazonで調べていてもこのサイズのハードケースは売ってないんですよね。あってもかなり大きめのサイズばかり。フィルターにそこまで多くのスペースを使いたくはありません。
最終的に、まだ一番強度がありそうだったTYCKAを消去法的に選んだというのが実態ですね。ハードケースが欲しければ自作も考える必要があります。
ハードケースのガワだけ丁度良いものを見つければ、取り外しできる内張りだけ流用するのもアリかもしれませんね。内張り取り外しのメリット発見です笑。12×12×5cmの丁度良いハードケースがあれば是非教えてください!!
マグカメラ的まとめ
ということで、TYCKAのフィルターケースの紹介でしたがいかがだったでしょうか。
ハードケースでは無いのが残念でしたが、実際購入してみて造りの良さを感じました。デザインも現在売られているケースの中ではかなり良い方だと思います。
ブラックのTK001もありますが、あからさまにガジェットポーチ感があり、個人的には白迷彩柄のTK002の方がおすすめです。
価格も2,000円いかないのでお求めやすいです。フィルターを多用される方、フィルターワークにチャレンジしてみたい方は是非検討されてみては如何でしょうか。
今回はここまでです。ご拝読頂きありがとうございました。