こんにちは、マグカメラです。
部屋撮り用に照明を買いたい欲がきてる
— マグカメラ (@shiitake_mag) 2017年7月19日
Twitterでも呟いていましたが、YOUNGNUOの照明を買いました!
YN600LとYN600Airの2灯買いです。
LとAirの比較についても後日レビューしたいと思いますが、今日はまず照明導入により撮影にどんなメリットがあったのかご紹介したいと思います。
なぜ定常灯導入をしたのか
①部屋が暗くて物撮りには厳しい
当然、部屋の暗さに不満があったからです。
物撮りをしようと思ったら自然とマクロ寄りの撮影になると思いますがブレるブレる・・・。対象物の奥行きをぱっちり移すためにある程度絞り込んで撮影するもんですからシャッタースピードが全く稼げません。
シャッタースピードを稼ぐため開放で物撮りをするとこんなにボケボケの写真に・・・
まあ部屋の暗さについては、ストロボを使えばいいじゃないか、と思われるかもしれません。当然ですね。
でも・・・
②物撮りのためにわざわざストロボを準備するのが面倒臭い
はい。カメラマン失格ですね。
でも、やっぱり面倒なんです。
家の中のちょっとした物を撮るために、カバンからストロボ取り出して、ホットシューカバー外して、ストロボつけて、撮影して、ストロボを外し、ホットシューカバーをつけて、ストロボをカバンに戻す・・・ああ、面倒臭い!!
そんな手間をかけるなら取らないでいいや!
・・・となってしまうんです。僕の性格上。
しかし、そんな横着でシャッターチャンスやブログの写真のクオリティを下がる訳にはいかない・・・そう思い対策としてボタン一つで部屋の光量を確保できる定常灯(ビデオライト)の導入が選択肢としてあがってきたのです。
③ライティングの勉強をしたかった
ここまで読んで頂いて分かる通り、僕はストロボを全く使いこなせていません。
精々、自室で天井バウンスして物撮りするくらい・・・
だって分からなくないですか?
どこからストロボを焚けば、どんな効果が得られるのか。
いちいちシャッターを切って、撮影された画像をみて、「ああ、違う」
もう一度場所を変えてみて「やっぱり違う」
この繰り返し!なぜか!!?
・・・それは光の効果が目で見えないからです。
ストロボが光るのは当然シャッターを切る瞬間だけです。
しかし、その瞬間撮影者は真っ暗なファインダーを覗いているわけです。
いや、ファンダーから目を離していたとしても、一瞬だけじゃよく分かりません。
しかし定常光があれば、「この角度から光をあてると影はこうでるのか」「こっちから光をバウンスさせるとこんなニュアンスがでるのか」「じゃあこっちにレフ板おいてみたらどうなるんだろう」と光の効果が目で見えるのではないか。
目で見れるから試してみようという気になるのではないか。
そう思って、定常光の導入を決めたのでした。
照明があると写真はどう変わるのか
では、実際に撮影してみてどうだったか。
以下は全て、35mm F2Dでf/8.0 1/15秒で撮影
JPG撮影したものをブログ用にライトルームでサイズ変更した作例になります。
照明なし
1灯
2灯
もう全然別物ですね。
単純に光量が増えただけではなく、2方向から光をあてることで影を飛ばすことができ、被写体の形状をはっきり見せることができています。
ちなみに無灯状態の写真の露出をライトルームで+補正したものが↓です。
明るくなっても影が多く潰れてしまっている箇所が多いのがわかりますね。
照明すごい!!
ちなみに、この作例を撮る中で照明の位置を色々動かしてみたんですけど、少し動かすだけで結構画が変わります。
とくに高さと傾きはかなり影響ありますね。
今回で言うと、
左の照明(YN600L):被写体とほぼおなじ高さから天井に向けて照射
右の照明(YN600Air):被写体より高い位置から心持ち下向けの形で照射
という形。
正直設置場所についてはまだまだ改善の余地があると思いますが、今もっているスタンド(というか小型3脚)で設置できる場所の中ではとりあえず一番良いと思った場所に設置しました。
設置場所を決める過程で、色々照明の位置・向き試しましたが、効果は非常に分かりやすく、調整作業は楽しかったです。
マグカメラ的まとめ
照明があると
①室内でも光量を確保でき、シャッタースピードを稼げる
②陰を飛ばして形をはっきりみせることができる
(被写体による影だけでなく、撮影者の影も消すことができます)
③光の効果が目に見えるので、色んなパターンのライティングを試すことができる
④室内撮りのためにわざわざストロボを準備する必要がなく楽
(ボタン一つで楽チン!)
正直照明初心者なので、ライティングのやり方についてはまだまだ改善の余地があると思いますが、「この角度からあててみたらどうなるかな?」とすぐに試せるのはとても楽しいです。
これからブログで物撮りを続けていく中で色々試し、少しづつライティングのレベルアップができれば良いな、と思っています。
以上、ご拝読ありがとうございました。